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【気づき】Vol.0963(2011年2月23日発行のブログより)

咳とタバコ。

ここ最近の風潮として、マスクをせずにコホコホ咳をしながらいる人や、
歩きタバコをしている人は、思い切り軽蔑されるようになってきた。

まあ、歩きタバコが嫌われるのはよくわかる。

後ろを歩いている人たちからは、

「ちょっと頭の弱い人?」

という目で見られているのをよく目の当たりにする。

特におばさんは露⾻に表情に出る。

ただ、咳は違った。

僕が小学校の頃は、咳をしながらでも学校にやってくることは、
⼀種の美徳とさえされていた。

「○○ちゃんは⾵邪をひいているのに、がんばって学校に来たんだね」と。

もちろん咳をしながら学校に来てもらうのは、
迷惑以外何ものでもないんだけど、そんな時代があったのは確かだ。

最近は電⾞の中でもマスクをしている人が多い。

花粉症や風邪気味の人もさることながら、どうやら自己防衛らしい。

すでに大人で風邪をひいてマスクなしで咳をしている人は、
同情されることはなくなった。

ベビーカーに乗っているような赤ちゃんに向かって咳をすれば、
生死に関わる可能性もある。

殺人だ。

単に、

「ウイルスをまき散らす危険人物」でしかない。

携帯電話に対するマナーが重んじられてきたように、
咳とタバコについても容赦なくなってきたようだ。

確かに、携帯・咳・タバコのマナー違反をする人は、
仕事ができそうにない、
ちょっとズレている人が多いのは事実かもしれない。

弱い人というのかな。

マナーの意識が強くなってきたのは間違いないだろう。

携帯・咳・タバコのトラブルから殺人事件に発展してしまうような
ニュースも、そう遠くはないかもしれない。

追伸.

自分の親や子どもが心臓ペースメーカーを入れていた場合、
携帯電源off座席で平気で電話している人を注意して改めなかったら、
携帯をへし折っても無罪になるのかな?

...千田琢哉(2011年2月23日発行の次代創造館ブログより)

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