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【気づき】Vol.1252(2011年12月6日発行のブログより)

吉報の配達人。


『ギリギリまで動けない君の背中を押す⾔葉』

発売1週間で2刷・18,000部突破(1)決定︕︕

今年8月に出た『⼈⽣書店』も同時に9刷・54,000部突破(2)決定︕︕

担当編集者は日本実業出版社の佐藤聖⼀さん。

1冊目は今年の5月に出した『20代の勉強⼒』8刷・23,000部突破(3)

思い返してみたら佐藤さんには今年3冊の本を編集してもらった。

佐藤さんからのメールにこうあった。

(1)+(2)+(3)=95,000部だから大台まであと⼀歩ですね」

僕も気づかなかったことを吉報で運んでくれた。

そして僕好みの仕事のスタンスだった。

とてもうれしかった。

日本実業出版社内のランキングでも1位。

『⼈⽣書店』も堂々の6位でロングセラーになってる。

『背中本』62ページにも書いたように、
僕は⼀緒に仕事する人とは吉報の配達人競争をやっている。

僕の吉報は地味なのが多い。

なぜなら地味な吉報が好きだからだ。

大手書店のランキングなんかも教えてもらったものは、
たまにチェックするようにしている。

もちろんそれはうれしい。

でも、好きなチェックはコツコツ個人で書いてくれているブログに、
何気なく僕のことを綴ってくれているもの。

発見した時はうれしいから、
拍手ボタンを押したりコメントを書き込むようにしたりしている。

この損得勘定抜きの関係がとても好きだ。

僕だって経験があるんだけど、
どうしても紹介したくなる本や映画や商品ってあるよね。

自分だけのものにしておくなんてもったいない。

それで溢れたものを紹介して周囲を幸せにしていきたいと思う。

そうやって感じてくれる人が一人でもいるってことは、
必ずその周囲に何十人何百人と予備軍がいるってこと。

お互いに共鳴し合っていくとすごいエネルギーになる。

これが吉報の配達人のスゴイところなんだ。

吉報には吉報がじわじわと集まってくる。

批判には批判がじわじわと集まってくる。

人だけではなく、言葉も同じ魂を持った者同⼠が群がってくる。

世の中はいたってシンプルな構造になっている。

新聞の不幸な記事を読み込んでいる人っているよね。

この人たちはたいていその後自分も不幸な人生になる。

不幸な情報が大好きな人は、
やっぱり不幸を集めるのが好きだからだ。

いい情報を発信していくと、
自分のもとにもいい知らせが集まってくる。

吉報の配達人になろう。

追伸.

『背中本』も『人生書店』も、中表紙の紙質が好きだな。

 ...千田琢哉(2011年12月6日発行の次代創造館ブログより)

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