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【気づき】Vol.1229(2011年11月13日発行のブログより)

グリーン車。

新幹線に乗ったら、グリーン車に乗ろう。

金融商品や宝くじなんかと比べたら、ノンリスクのべらぼうに安い投資だ。

グリーン車は普通車より数千円高いように見える。

でも、僕はそう考えない。

普通⾞がグリーン車より数千円安い。

そう考える。

グリーン⾞がもともとスタンダードなのであって、
普通⾞がスタンダードではないっていうことだ。

だから、そんなお金もったいないなんて考えない。

これはサラリーマンで平社員の頃からそうだった。

いつも自腹でグリーン席代を⽀払って乗っていた。

そうすることによって、
自分のホメオスタシス(恒常性維持機能)を向上させたかったからだ。

ホメオスタシスについては、
科学的に根拠があることも大学生の頃9,800円で買った、
マッスル北村さんのビデオ講義と連載記事を繰り返し学習して知っていた。

そしてそれは正しいという確信も僕の中で固まっていた。

何かの間違いで補欠の先輩と普通席に乗るはめになったことが、
何度かあった。

苦痛で仕方がなかった。

周囲の乗客のマナーの悪さや騒がしさ狭苦しさがたまらなかった。

補⽋の先輩は顔を近づけて話し込んでくる。

グリーンに乗り慣れていると、
余りにも接近度が高くてキスされるのではないかと冷や冷やする(笑)

ここは自分が棲息する空間じゃないって感じる。

座る椅子を間違えたというか、靴や服のサイズを間違えたあの感覚だね。

グリーンにはお買い得な点がいくつもある。

90%以上の確率で隣に座る人がいないこと。

つまりゆったりと休息できる。

また90%以上の確率で乗客のマナーがよくて静かであること。

仕事するにしても休息するにしてもこれは重要だ。

あとこれはおまけだけど、有名人や成功者を毎回見かける。

⽇経新聞に顔を載せる経営者や、
世界的な建築家、作家、芸能人、映画俳優・・・数え切れない。

⼀種のエンターテイメントのように。

飛行機も国内便でもプレミアムシートに乗る。

サービスそのものがいいからというのは、
僕の場合余り意識していないんだけど、
狭い苦痛には耐えられないんだよね。

どうして飛行機に乗ってわざわざ疲れないといけないのか、
横の人に気を遣わないといけないのか、って思ってしまうのだ。

だから飛行機もプレミアムシートが標準価格であって、
エコノミーが安いだけだって思っている。

クルマや服やギャンブルやお酒やタバコなんかで贅沢していないから、
その分こうした時間と空間の快適さにはお金を投資する。

安いもんでしょ?

結局それが巡り巡って自分の収入に跳ね返ってくるからだ。

グリーン⾞やスーパーシートでお見かけしたら、

よろしく!

追伸.

10年前と⽐較して、新幹線はとってもサービスが向上したね。

飛行機と競合して切磋琢磨したのが正解だったんだよ。

10年前は飛行機の100分の1くらいのサービスだったけど、
今は10分の1くらいのサービスにまで向上した。

追伸の追伸.

出張中の新幹線でDVD観賞がたまらない。

amazonでもDVD『20代につけておかなければいけない力』

また在庫切れ(笑)

「さすがに昨年10月にリリースした、
TSUTAYAビジカレDVDを超えることはできないだろう、
ネタ切れだろうと予想していたのに裏切られました」

とメールをいただきました。ありがとう。

イノベーション・クリエイターは期待を裏切るのが仕事です。

第3弾TSUTAYAビジカレDVDも裏切りますよ。

先月、今月は業者・スタッフが編集作業に追われているようです。

...千田琢哉(2011年11月13日発行の次代創造館ブログより)

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