【気づき】Vol.1226(2011年11月10日発行のブログより)
バカにされたら、チャンス。
チャンスというのは、露骨に見下された瞬間に発生する。
見下された瞬間、バカはすぐ怒る。
怒ったら引き分けになってしまうからチャンスも逃げる。
それもまた人生。
ここで怒りを発散せずにいると次の3つのことが確実に起こる。
1つ目はあなた自身のやる気が漲る。
何か大きなことを成し遂げるためには、
最初のエネルギーは怒りであることが多い。
せっかく怒りがタダでもらえたのに、
それを放り投げてどうするということだ。
2つ目は運がよくなる。
これは占いの世界でいう運ではない。
僕は運というのは人が運んでくると思っている。
極めて合理的なものだ。
「あの人、あんなにがんばっているのにバカにされて言い返さなかった。
応援したい!」
と思われる。
これがいわゆるあげまんだ。
何かあった際には、細部に⾄るまで応援してくれるようになり、
仲間にも口コミで拡げてくれるから運がよくなっていく。
運は女性が運んできてくれるのだ。
イイ女は、キャンキャンよく吠えるチンピラ⽝ではなく、
どっしりとした土佐⽝のような王様に抱かれたいと思っている。
3つ目は露骨にバカにしていた本人に、
2年以内に自分や身内に不幸が起こるという事実だ。
厳しいけどこれは本当なんだよね。
常軌を逸するほど人を見下してばかりいる人って、
たいてい突然死んじゃうか子どもや親が亡くなっていく。
犯人は散々人を見下していた本人なんだ。
これだってとてもロジカルだと思う。
言い返してもらえなかったばかりに、
自分だけで不幸を背負わなければならない。
ブログの読者で大切なことは、
自分が相手を露骨にバカにしてはいけないということであって、
相手のことを心配することじゃない。
そんなのは余計なお世話なんだね。
バカにされたら、チャンス。
顰蹙を買ったら、チャンス。
顰蹙というのは眉をひそめて眉間にしわを寄せるという意味。
その表情は羨ましい時の表情に酷似している。
セックスのクライマックスで汗びっしょりになった女性の表情は、
マラソンでしんどい時の表情と酷似している。
最高の快感と最悪の辛さは酷似している。
好きな人にはなぜかいつも意地悪にしてしまう。
何でもない人にはこんなに優しくできるのに。
一見相反する対極の概念は実は根っこは同じなのだ。
顰蹙にいい悪いもない。
すべての顰蹙は英雄の必要条件だ。
十分条件で1億倍恩返しすればいい。
言い訳も説明も不要。
凡人にその価値がわかるのは早くても100年後。
さあ、⼀緒に顰蹙を買おう。
追伸.
最近連⽇増刷情報が・・・。
5万部突破といえば、POPやオビで自慢できるくらいなんだけど、
僕にはそんな本が今⽇までに3冊出してもらえた。
今まさにこのブログを綴っていて気づいたんだけど、
全部今年の新刊ばかり。
前ばかり向いて歩いているからまったく気づかなかった。
『20代までに出逢っておきたい100の⾔葉』(かんき出版)・・・18万部
『20代で使ってはいけない100の⾔葉』(かんき出版)・・・5.7万部
『⼈⽣書店』(⽇本実業出版社)・・・5.1万部
相変わらず、⽀えられ、守られている。
追伸の追伸.
⽇経WOMAN2011年12⽉号49ページで、
読書コンシェルジュという名誉な称号をいただき、
年内に読んでおきたい10冊+正月休みに読んでおきたい3冊を
紹介させていただきました。
美人なのに、
「ウギャギャギャギャー」
とギャップある笑い方をする、ある一人の女性をテーマに選出した。
未来の小児科医・小國さん、珍解答も推薦しておきました。
いつもありがとう。
...千田琢哉(2011年11月10日発行の次代創造館ブログより)
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