「シン・エヴァンゲリオン」感想(鑑賞から2週間後)
なんかまだ2回目観に行ってないけど、2週間たって気持ちの整理がついてか、今急に全て納得いってしまったので書く。
旧劇からもう一度考え直した
アスカがどうのと初見で書いたんですけど、旧劇から改めて考えてみると、
むしろ全部綺麗に収集ついて、終わってるんですよね。
旧劇がそもそも納得のいかない終わり方ではないとシンエヴァ観るまで思ってたんですけど、
あの終わり方ってアスカに拒絶されて、他の人も戻って来れなくて、っていうバッドエンド的な見方ができるんですよね(っていうかそれが主流だった?)。
多分、僕は漫画版のハッピーエンドの方向に引っ張られてたと思うんですけど。
で、旧劇の最後はうまくいかなかったので序にループしたという前提でシンエヴァを思い返してみると、全部スッキリしました。
具体的には下記のセリフの流れの通り。
あんた、誰でもいいんでしょ!?
ミサトもファーストも怖いから!お父さんもお母さんも怖いから!私に逃げてるだけじゃないの!
ホントに他人を好きになったことないのよ!自分しかここにいないのよ!その自分も好きだと感じたことないのよ!
アスカ→シンジの一方通行
↓
あなたとだけは絶対に死んでもイヤ
気持ち悪い
シンジ君への拒絶
↓
新劇へのループ、惣流からコピーの式波となってもう一周
Qでループから抜け出し、14年の経過
好きだったんだと思う。でも私が先に大人になっちゃった。
ガキに必要なのは恋人じゃない。母親よ。
14年の時間により自分の気持ちにケリをつけた
またアスカには父親が必要だった
↓
僕もアスカが好きだった
シンジ君もシンエヴァ中に大人になって、お互いを認め合った!
なんかシンジ君とアスカのあれこれって、思春期の恋愛かどうかもよくわからないものだったのかな、と思いました。
で、恋愛とかを超えた愛情みたいなものを見つけたっていう。
ということで過去は過去で認め合って、今本当に必要なものもわかって、綺麗に片付いてハッピーエンドということで、とても良かったな、と。
やはりアニメ版に始まりシンエヴァで終わったんだな。
そしてエヴァのない世界にネオンジェネシスしたんだな。
ありがとうエヴァンゲリオン。エヴァを好きで良かった!
しかしOne Last Kissがマジで沁みるなあ。
なんかのコメントで気づいたんですけど、桜流しは完全にミサトのこと歌ってて、One Last Kissはゲンドウのこと歌ってますよね。
そこまで考えて書いてるかわからんけど。
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