うつとアスペ

前にも書いたかも知れないけど、自閉症スペクトラムの二次障害として、精神を病むことは、非常に非常に多いのだろうと思われる。
当然、それ関係の本にも書いてあるが、書いてある以上に多いと思う。

私が今のうつ、適応障害の状態になったのは、もちろん仕事で月に200時間も300時間も残業をさせられるような状態になったから(だが当然サービス残業)であるのに間違いはないが、ではそれ以前の精神異常についてはどうか。
激務の会社だから、残業が月100時間を超えるなど当たり前だったが、やっぱりそれだけが原因なのか。残業が多いと当然、睡眠時間は少なくなり、頭を休める時間もろくに取れない。四六時中、交感神経が優位の状態が続くから、必ず狂う日がやってくるのだろうけど、激務のせいだけだろうか。

私はアスペルガー症候群の傾向が多く、そのため人間関係を極力稀薄にしたいし、人と一緒にいるのは心労になる。
もし、蛇やカエルに囲まれて暮らすか、人間に囲まれて暮らすか、と問われれば、100%蛇やカエルを選ぶだろう。だが普通の定型発達者だと、蛇やカエルに囲まれる方が心労になるのだろう。

だから、会社で過ごすこと、仕事で人と折衝することは、私にとっては普通の人が感じないほどの心労となる。特に最悪なのは飲み会で、今は慣らすことにより2時間は耐えることが出来るようになったが、昔は地獄としか思えなかった。

仮面をかぶって、どれだけ長く普通の人としゃべり続けられるか地獄。

今も2時間を超えると、激しいストレスでその場に居たくなくなり、言葉少なくなってくる。。。

自閉症スペクトラムの人の生き方の正解には、まだ誰もたどり着けていない。そう毎日思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?