相手のことを指摘するというのは自分のことを言っている。相手は自分の鏡であるということ。
「あいつがさあ〜…」と誰かのことを指差したとしよう。人差し指でその人を指差して、その人のことを何か指摘しているイメージをして欲しい。
「あいつが〜」と『あいつ』に向かっている人差し指。そして、中指、薬指、小指の3本は自分に向かっているということ。この意味は分かるだろうか。
誰かのことを指摘しているようで、それは自分のことを指摘しているのである。
自分の周りにいる人達は、自分が引き寄せているということ。類は友を呼ぶと言うだろう。周りにいる人達は、自分の写鏡でもある。
誰かのことをブーブー言っているようで、それは自分自身が認めていない自分のことをブーブー言っていると言う現実。人間という生き物は、自分を贔屓して可愛がってしまう。自分の非を認めたくないのだ。
自分のことを棚に上げて人のことを言うのは簡単。内省して、自分の悪いところを改善していきたいものです。
短いけど、終わり。