自分の性格ほど理解できないものはない

さっそく三日坊主ならぬ、二日坊主となっていた。
今度こそ自分のことを語っていこうと思う。

とは言え、自分の中でも自分が理解できないことがある。それは、「自分は何をして生きたいんだ」という根本的なところだ。

夢は幼稚園の頃にお姫様になりたいという思いから始まり、アイスクリーム屋さん、カメラマン、イラストレーター、ルパン三世、デスノートのL、プログラマー、声優、アクション俳優、執事、ティーコーディネーター、起業家、シナリオライターともはや逆に何者にもなりたくないのではと思うほどの変わりようである。

実際、早く人間を辞められるなら辞めたい。理想は蝉かネジといったところだろうか。約100年も迷い続けるくらいなら、伝説となったアーティスト尾崎豊くらいの勢いで人生を終えたい。でも、そんな勇気もなければ、何も成し遂げてない奴がやったところでネットニュースに載るか載らないかくらいの滑稽さで終わるだろう。

性格としても、常に自分と相手の意見で食い違いが起こる。私は人見知りが激しく友達も少ないと思っているが、初めて会った人達にはコミュニケーション能力高いですねと褒められる。普通に喋るのは30年の間に培われたのだろう。だが、商談の場での会社紹介などの説明は壊滅的なのは永遠に解決される気がしない。

おそらくだが、私はあまり会社や組織というものに興味がないのだと思う。声優の養成所に入るもプロダクションの魅力なんぞ微塵も考えたことなかったし、声優の勉強ができて声優のプロとして仕事ができる入口が見つかればどこでもよかった。今思えばそれが所属できなかった理由なのだろう。情熱はあるがその業種にしか興味がなく、自分の好奇心を満たすことが生きがいなのだ。だから大体60~80%学べば満足してしまう。人を楽しませることは好きなほうだと思う。意外と核心をつくものはないが要領は良いようで、良いグループと悪いグループに区分される時はほぼ前者に入っていた。

小学5年生の時に転校した先で仲良くなった友人に誘われてミニバスケットボールクラブに入ったことがある。個人的に試合は興味がなく、5年生からのスタートだから試合なんて出れないだろうと思っていた。体育館の隅でひたすらドリブルをし続けたり、シュート練習をしている時が一番楽しいと思っていたくらいだ。けれど、それを見ていた監督がある試合のスタートメンバーに自分を選出した。それをきっかけにいじめに遭うようになった。だから、周りが試合に出たいほど嫉妬するのであれば空けるよとすぐに辞めた。それで角が立つくらいなら、すぐに手放せるくらいの執着しかないのだ。その癖が未だに抜けていないのだろう。

とはいえ、夢として一度持ったものは自分が納得するまでやるスタンスは持っている。絵を描くことについては、元からそれなりに才能があったようで幼稚園の頃に施設に展示されたことがある。高校時代は自分でホームページ作って掲載もしていたが、宣伝することがかなり面倒くさくて苦手だったため伸び悩んだ。ネット声優というものを見つけてやってみるとこちらも声質が良かったのかボイスドラマの主役で出演したことがある。他には、漫画の『黒執事』を好きになり、セバスチャンになりたくてティーコーディネーターの資格を取った。そして実践がしたくて紅茶専門店のカフェに入ってホール業を学び、キッチンに入るきっかけを作ってからはいつの間にかキッチンリーダーにもなっていた。つまり、何かしらやろうと思えばそれなりに叶えられるため、執着がないのだと思う。

簡単に言えば、自分は少年ジャンプの漫画に出てくる主人公のような奴だ。シナリオを勉強がしたくなり、少年漫画の脚本をしている作家のシナリオライター会社へ入社すると、その作家の漫画を読む機会があった。そこにいる主人公はまんま自分だった。図星を突かれたような気持ちになり、途中で読むのをやめた覚えがある。

さらに言葉にしにくい自分の性格を明文化してくれているものがあった。それが『16性格診断』だ。テストを受けて、自分はこれだったんだと腑に落ちるものを見つけた時の喜びは今も忘れない。読者の皆さんに理解してもらうため、私の性格診断結果とその診断テストページを記載しておく。

かなり有名なものであるため、すでに知っている方もいるかもしれないが、皆さんが自分を知るいいきっかけになればと思う。

『16Personality』(https://www.16personalities.com/ja/性格診断テスト)
Senaの診断結果→巨匠(https://www.16personalities.com/ja/istp型の性格)


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