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休職中うつ前向きうつ

自分がこの先どうしていきたいのか考える日々だ。

休職して、人生が宙ぶらりんになったところで、二ヶ月くらいぶらぶらして、とても楽だった。少しずつご飯とか作って、本読んだり、ドラマみたり、映画みたり、漫画読み漁ったり、すごーく楽で楽で楽で、でももうすぐ休職期間が終わる。私は私の将来を考えなくてはならない?岐路にたっている。

正直にいうと、私は小学生の頃からずっと芸能人に憧れていた。スキンケア、ダイエット、運動、それらを私なりにがんばってやっていた。でもモデルとかアイドルとか応募しても全部ダメで、一緒に応募した友達だけが次の審査に進んだときは、自殺しようかと思って、でもカッターで腕に傷をつけることすら私にはできなかった。できなくて、必死でそれとなく辞退することを友達に進めた。今から考えてもなんとも自己中心的で最低なくそだと思い出すだけで自分が嫌になる。こんな文章はだれにも読んでほしくない。だれにも知られたくない。でも今のじぶんを整理するためにはかかなければいけないと感じる。

大学生になって映画がちょっとずつ好きになっていった。初めは自分の好きなアイドルの人が演技が本当に上手くて、私はいつも惹き付けられた。そして映画を少しずつみていくなかで俳優という仕事に興味を持つようになった。それからはどうしたら俳優になれるのかわからなくて、東京の演技が勉強できるところに2日とか5日間とかの単位で大学の授業の合間で行って、そこで紹介してもらったレッスンに地元から三時間くらいかけて通って演技の勉強を二年くらいした。

その2年の間にもいろんなことがあって、演技の勉強は距離の問題なのか、それとも私の意欲が足りないのか、だんだんいくのが辛くなってきて、バスに乗ると吐き気がして気持ち悪くてだんだん休むようになった。親にも休んだことを知られたくなくて行くふりをして駐車場に止めた車の中で一日中小さくなっていたこともあった。そして就活を期に行くのをやめてしまった。そして就活して資格を取って就職して一年働いて、今の私がここにいる。その間も映画はみていたが、演技のレッスンを受けたりはしなかった。遠くにいってしまっていた。

その二年間の中で一番、一番人生のなかで踏み出してよかったと思ったこともあった。私が大好きな映画を撮った映画監督のワークショップにいって、その人と話せたこと。その人はとても大人だった。それまで私は自分のことに鈍感に生きてきた。周りにも。自分が弱いということにも気付いていなかった。私は強いのだ思っていた。その人は弱い私を一目で見抜き、「でも弱いことはいい所だから、努力でカバーすればいい」といった。他にも色々話して、私はそのときはじめて自分とちゃんと目があったと思った。

自分の意見とかそれまで気にしたこともたぶん明確に持ったこともなく、ただなんとなく生きていた。でもその人と話してたぶん私は変わった。どうして俳優になりたいのか?本当になりたいのか?レッスンに通っていたのにそんなことすら、考えたこともなかった。ただ、画面の向こう側に立ってみたかった。いまでもそれはそんなに変わらないのかもしれない。

でも、その人にあったことで、この人の作るものに絶対にいつか関わりたいという気持ちが芽生えた。私が今がんばろうと思うことがあるなら、それだけだ。それだけのためにやっているんだ。映画を本当に好きになって、わたしも自分が影響を与えられたように、何かを意識したり考えたりするきっかけになるような映画やドラマの制作に俳優として関わりたいと思う気持ちも本物だけれど、今私のメンタルは将来の不安とか、どうせ上手く行くはずがない、これまでだって一つも上手くいかなかったんだからという負の状態マックスで地底に落ちているから、地元に帰って家族と穏やかに過ごすことと天秤にかけるなら、もうそれしか残ってない。

昨日その人のインスタライブをたまたまみることができて、その人もたぶん弱い人なんだと思った。でも血反吐はいて努力して、それでもそこにいるだなと感じた。だから、といったら寄りかかるようでいけないかもしれないけれどわたしももう一度やってみようと思った。

だれかにバカにされるのはすごく嫌だし、恥ずかしいし、気持ち悪いけど、それを全部はねのけていつか自信をもって私のやってることは、私は、楽しいんだよといえるように。


もう、恥とか、こういう風にみてもらいたいとか、変なプライドは全部捨ててしまいたい。
全部かいちゃったし、自分の好きなもの作って、自分が俳優として生きていきたいなら、映画と演技の勉強をして、していくいかない。きついだろうが、まあ楽しいこともいつかあるでしょう。現場は楽しいともいうし。確かに今までの中で楽しい瞬間もあったのだから。

この三日間うつうつうつで部屋からも出ず、ご飯もほとんど食べてなかった。食べれなかった。気持ち悪くて。
でもご飯食べなきゃ思考は落ちていく一方だし、もはやもう底の底まで来てるし、なんか食べようと思って豆花をUberした。いももちつきで。すごくスルッと口にはいって「あっ食べられる」と思った。いももちはもちもちしててほんのりあまくて美味しかった。

底まで落ちたらいつか上がるしかないというから、漠然とした不幸から抜け出して、明確な目的と手段をもって幸せになろうとする姿勢を持つ勇気をがんばって持ちたいと思います。

目的を見失ってしまうのが怖いので、明確にして、「あの人の作品に出る」。
それがもし叶ったら、そのあとはどうするつもりなのかな?今は知らない。進むしかない。先へ。




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