やさしい犬

フィクションです

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死体化計画

自分が何を思ってるのかが分からなくて、強がりとかじゃなくて涙も出ない、何も書けない、言葉が浮かばない 10月ももう半分終わった、私がくたばってる間に。日を追う事に脳が萎縮してる感覚が拭えない。寒さと希死念慮は比例するらしい 夜が怖い、人が怖い、人と連絡とることが億劫になった、身体が動かないから一日の大半をベッドで過ごしている、最近薬の影響で毎日楽しい夢を見ているせいか、朝目が覚めた時が一番苦しい。現実に適合できない、こんなところに居たくない、ずっと眠っていたい。

    • 酩酊/am6:00

      最近毎日精神の調子が悪くて、ここ数週間、素面の時間(睡眠時間除く)の方が少ないんじゃないかというくらい、毎日酩酊状態。酒に逃げ、薬に逃げ、このnoteを書いている今でさえベロベロに酔っ払ってる。そんな生活を送っていると必然的に日常の輪郭がぼやけてきて、昼だろうが夜だろうが死にたいし、ろくに仕事も行けないし、言葉が頭の中で浮かんでは散って、何も言いたいことなんてない。文章の書き方も、生きてる意味も、あと半年足らずで25歳になる私自身のことも、何も分からない。 気付けば今年もも

      • 精神衛星軌道論

        とにかく地元から出たい、その一心で母の反対を振り切って一人暮らしを始めたあの日からおよそ5年が経った。それで得たものは自由とよく似た形をした孤独だったが、それでも毎日悪夢に魘されていた頃よりは、随分と呼吸がしやすいように思う。古本屋の100円均一の棚に並べられてそうな自己啓発本に、●年前の苦しみなんて覚えていない、とかって書いてあるけど、本当に苦しくて思い悩んだことを完全に忘れられるわけがなくて、しっかりと熱を帯びた傷が古傷になるだけだ。“こんなはずじゃなかった”の連続の人生

        • Re:vanitas

          こないだ書いたnoteはあまりにも毒が強すぎてこれ見られたら恥ずかしいなって思って消した、自分の言葉の暴力性について自覚することが健常への第一歩。八つ当たり散らかしたいしメンタル終わりすぎて全部ぶっ壊したいってなることある、けどそういう自暴自棄って、結局全部自分が尻拭いする羽目になって後悔するし、刺していいのは刺される覚悟がある者だけだから、私にはその覚悟がないので。人に嫌われるより人を嫌いになることの方が苦しいから、出来るだけ誰のことも嫌いたくないな。私はとっても偉いから、

          24歳、初夏

          汗ばむ首筋が鬱陶しいのに、夏がほんの少し待ち遠しくなるのは、何かが終わることより始まることの方が悲しくないからだ、と最近常々思う。季節の移り変わりだけに限らず、人が死ぬことや産まれること、別れることや出会うこと、全部そう。人はいつか死ぬという事実に怯えながらも明日を迎えてしまうし、いつか別れるかもしれないと考えながらも好きだから一緒にいようとする。いざ始まってしまえばうんざりするようなことだらけだけど、微かな希望を見出してしまう。そうしないと人は生きていけないから。失うことは

          生きてるだけで偉いなんて幻想です

          服屋の店員の言いなりになったり、マッチングアプリを登録したり、ネットサーフィンの末辿り着いた面白そうなサイトに新規会員登録したりしてしまうので、どうでもいいメルマガの無言の圧力が何となく苦手でメールのアプリを滅多に開かないのだけれど、令和の時代で未だガラケーを使っている母親との唯一の連絡手段がそれしかないので、ふとした時にほんの気まぐれで開いてみると、「お誕生日おめでとう😆✨」と送られてきていた。正月に帰省した際に実家で一悶着あったので、家族や親戚との関わりが億劫で一ヶ月も無

          生きてるだけで偉いなんて幻想です