ガジェットとしての防寒具
唐突ですが、私は防寒具が好きです。寒い屋外で色々着込んで、一人ぬくぬくしているのが好きです。
特に冬の天体観測では、日の当たらない時間に、しばしば標高の高い所へ行き、ほとんど体を動かさずに、金属部品に触れながら過ごしますので、防寒具の重要性は計り知れません。
最近、私にとっての防寒具は、自分を着飾る服というより、ガジェットのようなものなんだと気づきました。今回は愛用品のいくつかを紹介します
(防寒ネタなのに掲載が3月になってしまった…!)。
1. モンベル ジオラインEXPタイツ
下半身の防寒は(女性ほどでないにせよ)選択肢が限られるのですが、これはゴワゴワせず外から見えないのでいつでも履けて、とても暖かい。どんなズボンでも防寒仕様に早変わり、スラックスの下に履いたらデスクワークもポカポカです。1枚しかないのでもう1枚欲しい。
タイツと言いつつあまりタイトでない(BMI22の標準体型でギリギリ布が余るくらい)のも長時間履いていて疲れないので気に入っているポイントです。
2. Cheery電熱ベスト
これは文字通り、着るこたつです。楽天で今年買いました。USB type Aで給電するタイプで、前後それぞれ3段階(強/中/弱/オフ)に温度調節できます。バッテリーにはAnkerのPD redux (10000mAh)などを使っています。強だと2時間くらいで無くなりますが、10000mAhくらいが重くなくて丁度良いかな。
体を動かさない場合は発熱量そのものが減ってしまうので、熱を逃がさない工夫と同時に、熱を増やすアイテムがあるとグッと快適になります。
今から買い直すならもっと薄手の、襟無しのモデルが良いかなと思っています。色々な防寒着の下に重ね着したいので。
3. 指出しグローブ2点
ほとんど体を動かさない天体観測でも、指先は動かすので使い勝手にこだわっています。指が出ているとスマホも使いやすいですしね。今手元にあるのは
モンベル シャミースパームウォーマー
トーヨーセフティ ホカホカ指出しハンドウォーマー
の2点です。
モンベルは、手首から手のひら・手の甲を覆うタイプで、気軽に着脱できます。Lサイズでジャストフィットでした。親指の穴を少し広げて動かしやすくしてあります(ほつれない生地なので、ハサミで切るだけです)。
トーヨーセフティの方は、フリーサイズで少しキツめの着用感ですが、指先第一関節くらいまであるのでより保温性が高いです。指だしグローブのなかでは比較的手首部分が長いのもポイントです。
手の使いやすさと暖かさがトレードオフになってしまう上、私は着用感が気になってしまうため、丁度良いものを探して迷走中です。実はこれらの商品にたどり着く前にホームセンターで売っていたものをもう2種類試して、手に合わずに捨ててしまいました。
4. Arc'teryx Zeta SLジャケット
ゴアテックスジャケットをいくつか着てきましたが、Arc'teryxのこれは羽衣です。軽くて、立体縫製で着ていることを忘れるくらい動きやすくて、風雨を防いでくれて、蒸れない。私は長身で腕が長い(ワイシャツの裄丈が88cmとか90cmとか)ので、欧米仕様で袖が長いのも◎。
こちら、厳冬期には着ないのですが、中にウルトラライトダウンを合わせたりして秋、冬、春先、梅雨と着ている一張羅です。非常に満足。
欲を言うと、この前に着ていたBeta SL Hybridジャケットの方が、少し重くなるものの襟〜フードの調整がしやすい&ピットジップがあるため、さらに良いものでした(自転車で転んで破いてしまった)。
まとめ
今回は、私の気に入っている防寒具を4点(5点?)紹介してみました。防寒具が充実しているとアウトドアアクティビティが快適になるので嬉しいですね。
ちなみに、高級品は誕生日プレゼントとして妻に買ってもらうことも多いです(ここではジャケット)。秋生まれなので丁度タイミングが良いのです。妻に感謝です。
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