星組「ロックオペラ モーツァルト」感想

こんにちは。

星組さんも無事幕が開きましたね!初日映像を拝見しましたが、映像だけでも泣けてしまいました。

特に気になっているのは、天華えまくんの「死」。ほんの少し見ただけでも、心に残る存在感でした😭

宝塚大劇場の千秋楽は基本平日なので中々配信でも見ることが出来ないのですが、今回は両パターンを配信してくださるとのことで!(ありがたすぎ!!!!!!)とりあえずB日程だけ見ることができそうです。A日程も次回配信は絶対見たい…!楽しみです😌

琴ちゃんのロミオ姿が目に焼き付いているまま、録画していたロクモを視聴。

チケットが取れなかったのでライブビューイングへ足を運んだ公演。ことなこコンビのプレお披露目ですね。

最初に言いますが…

琴ちゃんもなこちゃんも、今まで見た中で一番好きなお役です!

トップスターとして新たな旅に出る琴ちゃんと、旅の相棒として共に歩み始めるなこちゃん。二人の未来があまりにもキラキラして見えて、プレお披露目でこの完成度ならこれからはどうなっちゃうの?!と新生星組への期待が爆上がりした公演でもあります。

琴ちゃん、個性的な天才役がここまで似合うのかと。常人では理解できない部分と、愛される部分と、とてもうまく表現されていたと思います。琴ちゃん出演作だとダントツで好きなのが「阿弖流為」なのですが、一番好きなお役はモーツァルトだな〜!!!!

トップとなって解き放たれて、歌いまくりの踊りまくりの!組子の皆さんにとってもかなり刺激を受ける公演になったんじゃないかなぁ…

私は花組好きなので、なこちゃんといえば花組の大事なプリンセス👸

花組当時からお人形のようなスタイルとルックス、目を引くダンスではありましたが、トップ娘役に選ばれてまた一気に華が増したと思いました。一幕終わりのダンス素晴らしかったですね。これからも激しく踊るシーンが沢山あるといいなぁ………

モーツァルトもコンスタンツェも天真爛漫で、子供をそのまま大人にしたような二人。フレッシュなことなこにピッタリ!!!この二人がロミオとジュリエットを演じるのは納得しかないです。

(作中で「ロミオとジュリエットがオペラになるかも」って話している時、ふふっとなってしまった😌)

もちろんトップの二人だけではなく、この演目は皆さんピッタリ役にはまっていたという印象です。うたうまさんにはしっかり披露の場が与えられてたなぁと。音楽も衣装もパーフェクトすぎた!見終わった後の満足感凄かったです。

カチャ演じるサリエリは、モーツァルトに嫉妬を覚えつつ、最後は彼の才能を褒め称え「友」となる難しいお役。琴ちゃんより上級生で、専科の実力派だからこそ説得力がありました。首席トリオはさすがでしたね〜!!!カチャのサリエリとしての佇まいと、普段のお茶目な面とのギャップがたまらんとです(いつも思う)

一押しは小桜ほのかちゃん!その美声を惜しげもなく披露されていましたね!本当に歌が上手い〜ご本人はふわふわしているイメージがありますが、こういう少し計算高い女性役も似合う。(演技力が高いんだろうな)青のドレスもよくお似合いでした。

極美慎くんは、ライビュで一幕終わった時友人と「あまりに顔が良くない?」って開口一番話題になったのを覚えています🤣もちろんルックスも素晴らしいのですが、こんなに歌える人なんだなぁ!と感心しました。モーツァルト先生!とついていく姿が犬のようで可愛らしかったし美しかった☺️あーさもれいこさんもあまりにも顔が良くて、慎くんもそうだな….と思ったのですが、皆さんお顔だけでなく実力も申し分ないんですよね。これからが楽しみです!もっと活躍されていくんだろうなぁ!

しどりゅうがあまりにも美味しい(笑)とか、はるこさんはヒロインもできてお母さん役もできて素晴らしいなとか、星蘭ちゃんの圧倒的すぎる美(これが宝塚最後の公演となってしまいましたね😭)とか、とにかく皆さんブラボー!!!!でした。

ロック調の音楽が多かった本編と、クラシカルなTHE宝塚的なフィナーレ。とにかく激しく踊るデュエダン!と、お腹いっぱいです。

みりゆきもだいきほもそうですが、トップコンビも終わりが近づくと振り付けが少なくなり二人の関係性や感情だけで空間を埋めるようになっていきますよね。今は難しい振り付けが多く、その技術で私たちを楽しませてくれる二人が、最後の時はどんなデュエダンを見せてくれるのだろうと(プレお披露目なのに)思いを馳せてしまいました。

素晴らしい公演でした。

ロミオとジュリエットも、無事大千穐楽まで駆け抜けることができますように!


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