学生の意思で学ぶ内容が決まるゼミ?【共通ゼミ 前田ゼミ】
記:2021年3月22日
今回は共通ゼミの前田ゼミをご紹介します!(お忙しい中記事を執筆いただいた前田ゼミの皆さん、ありがとうございます!)
学部ゼミではなく共通ゼミだからこそ、学生の意思でゼミの内容が決まるとのこと。もしかすると共通ゼミのイメージが変わるかもしれません。
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■ゼミの概要
前田ゼミは、4月から4年生の男子4名のみが参加している少人数の共通ゼミです。4人の内訳としては、経済学部が2名、社会学部が2名となっています。先生のご専門は国際開発やジェンダーなどですが、ゼミの内容はこれらとは関係なく学生の意思に基づいて決まります。
■ゼミで扱う内容
ゼミでどのような内容を扱うかは学期ごとに異なりますが、基本的に学生の意思が尊重されます。
例として昨年度の内容を紹介しますと、春夏学期はSDGsに関する書籍について範囲を決めつつ読み進めました。その際、読んだ内容と学生それぞれの興味関心を結びつけてレジュメを切り、発表するという進め方をしました。秋冬学期には学生が選んだ新書を全員で読みつつ、論点となりそうな箇所を議論しました。
■ゼミの特徴
おそらく他のゼミと前田ゼミが大きく異なるのは、学生がそれぞれ全く異なる分野について関心を持っているという点だと思います。他のゼミでは、先生の専門分野について関心のある学生が集まって議論することが多いだろうと思いますが、私のゼミはそうではありません。例えば、私の学年ではファッションや映画、人類学に興味がある学生が参加しています。このように、様々な興味を持つ学生と議論を重ねることで、今までにない視点を持つことができるかもしれないという点が大きな醍醐味でしょう。
もう一つの特徴としては、先生も積極的に議論に参加して下さる点だと感じています(むしろ先生が一番発言していらっしゃるかもしれません。学生も頑張らなくては…)。私が思うに、先生が学生の議論に後見的に関与するといったゼミの在り方が一般的でしょうが、そうした形式を採る場合に比べて先生の鋭い視点に基づくご指摘により学生の思考が刺激される機会が多いのではないかと感じています。
これらに加えて、前田先生が我々学生のやりたいことを優先してくださるという点が特徴的です。これは前述のようなゼミで扱う内容についてもそうですが、学外での活動等についても同様です。例えば私は資格試験の勉強をしているのですが、ゼミによって勉強時間が思うように取れなかったということはありません。前田ゼミでは、他のゼミ生との議論やその準備の時間に支障を及ぼさない範囲で、学外での活動にも力を入れることが比較的許されます。
■連絡先について
前田ゼミについて何か質問がありましたら、ゼミ幹のツイッターアカウントのダイレクトメール(@chill_kensuke)に遠慮なくお聞き下さい。
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