毎日読書#279 『アナと雪の女王2 (ディズニーアニメ小説版)』
本日は「娘の書棚から拝借」シリーズの第二弾。昨日の一作目の紹介に続き、同作の二作目です。アナ雪2です。
我が家の子どもたちは、いったい何が気に入ったのかわからないのだけど「アナと雪の女王」が好きで、DVDを何回も繰り返し視聴している。歌はそらんじ、主要なセリフは食い気味にかぶせていくほどの熱中っぷり。
一時期、出かける度に車に持ち込まれていた為、私も耳でずっと聞き続けてきたので、肝心な所のセリフは、ほぼ覚えている。
(過去には、クマのプーさんシリーズ、魔女の宅急便、トトロ、ポニョがヘビロテされていた、これらの作品も、だいたい覚えている)
「アナ雪2」は、地上波をリアルタイムで見ないからCMも見ていないはずなのに、どこから聞いたのか映画の封切り情報を仕入れた長女にせがまれ、私と娘二人で映画館で観劇しました。娘二人は感激していました。
その後、あと5回は見ておきたいという長女をなだめ、DVDが発売されるまで待ちましょうと説得をしつつ、本書を与えて鎮めていました。
本書の内容は、前作と同様、映画に忠実。
前作では、エルサの手から何かが出て、あらゆるものを凍らせたり、氷そのものを精製したりする魔法が原因で多いに困っていたり、生きている雪だるまを作ったり、妹のアナを二度も殺しかけて自責の念にかられまくっているのにアナはそのことに気が付いていなかったり、ピンチを切り抜けたりしてめでたしめでたし、でした。
今回のテーマは、その魔法の力を得る事になったのは何故か? を探る話。
前作のエルサは悲観のあまり旅に出たけど、今回のエルサはルーツを探るために旅に出た。ヒーロー超人の自分探しだ。アナは、今回もエルサを追いかけて余計な事ばかりしているし、オラフの気の利いた狂言回しっぷりは健在だし、クリストフはしっかり脇役に徹している。
ノベライズにしては上手に書かれているのではないかしら。読みやすく、話もちゃんと入ってくる。映画では迫力があった後半の大暴れは、小説では迫力不足で少し残念、やはり映画にはかなわない。そこは仕方がない。
小学二年の娘が読んでいるので、読み慣れていれば、すべての漢字にルビもふられているし、割と小さい子どもでも読めると思います。
長い休み、しかもずっと自宅待機、あまり余って大暴れのおウチもあると思います。読書でおとなしくなってもらいましょう。
最近「アナ雪2」のデジタルレンタルが解禁されたことで、早速、解禁日に視聴しました。うん、やっぱり映像で見るとエルサは完璧超人だ。アベンジャーズ入りも間近。
「それって有意義だねぇ」と言われるような事につかいます。