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Django 3.2 がリリースされたので、少し触れてみたい

Pythonで使えるWebフレームワーク Django、その Django の最新バージョンとなる Django 3.2 が公開されました。今後、3年間はセキュリティ修正を続ける長期サポート(LTS)リリースになるとのこと。

Python Django 入門の記事のURLを貼っておきます。

最新の Django 3.2について注目の機能を紹介してみたいと思います。

非同期対応のWebサーバで動作

Django 3.0は非同期対応のWebサーバで動作するようになりました。WSGIと違い、非同期に対応したASGIという仕様への対応です。たとえばUvicorn(https://www.uvicorn.org/)といったASGIサーバ上でDjangoが動作します。通常のビューなども含めて非同期サーバ上で動作します。

WebSocketにはDjango Channelsを利用

Django 3.2までの時点で、WebSocketなどの対応にはDjango Channelsが必要となります。WebSocketなどの非同期通信にはDjangoのビューが使えない為、Django ChannelsでConsumerを実装する必要があります。

フィールドの値をJSONで保存し、そのプロパティで索引

Django 3.1からは、Djangoがサポートしているすべてのデータベースでmodel.JSONFieldとforms.JSONFieldを使えます。

計算済みの値や順序指定でのインデックス

モデルのインデックスとして、計算済みの値やフィールドの順序を指定したインデックスが作成できるようになりました。

かなりざっくりとした紹介ですが、こんな感じでしょうか。Djangoの入門書も徐々に増えてきているので、PythonでWebアプリを構築したいと思っているならば、Django 3.xを試してみるのもいいかもしれませんね。

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