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さだまさしさんのお庭から          vol.35 君影草(すずらん)

『冬物語』


すずらんは、春から初夏にうつむくように咲く純白の可憐な多年草です。園芸用に栽培されているすずらんの多くはドイツスズランで、ピンク色もあります。
北海道や中部以北の高原などの冷涼な地域に自生しているのはニホンスズランで、自生地の南限と言われているのが熊本県阿蘇市の波野高原です。
阿蘇市観光協会のホームページには「5月中旬~6月上旬になると、波野高原に可憐な5万株のスズランの花が咲き、高原一帯は、甘い香りに包まれます」とあるので、かなり期待して行って来ました。

「スズラン群生地」の案内板を頼りに到着したのは、一面に牧草が茂った日当たりの良い丘。半信半疑、否、二信八疑位で丘を登って行くと、柵の根元にひっそりと咲く一株を発見。確かに自生はしてますが、群生地?
柵の中をよく見ると、確かに草に埋もれてスズランの葉が密集している箇所もあります。しかし花は葉の陰に隠れてしまう丈なので、咲いているのかどうかは判別出来ません。ましてや香りなんて…

柵の外にはみ出した株を踏まないように注意し、草を掻き分けて写真を撮りました。


参考サイト : LOVEGREEN   https://lovegreen.net/

  阿蘇市スズラン自生地公園 
https://www.asocity-kanko.jp/spot/suzuranjiseichikouen/


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