カルマを越えると自分を好きになる?

最近、かなり自信をなくす出来事がありました。

私はワガママで、無知で、傲慢でした。
頭では何度も「こうした方がいい」「これしてみようか?」というアイデアがあったのに、頑なに「それは違う気がする、やりたくないことはしたくない!」と跳ね除けていた。

それが偶然、私が跳ね除けたアイデアを素直にやって、するっと成功している人を見てしまった。
あれ?
あれって、やっぱり素直にすれば成功するんだ…。(特別なことではなく、自分の仕事における一般的で地道な作業です)

そこで普通なら自分もそれに習うかとなるところが、頑なに動かない。
何がって、心がですよ。
心が動かないの。

面倒だからやりたくないとかじゃないの。
頑固ジジイが「やらん」って座り込んでる感じ。

あー、また始まった。

私の意識はうんざりしました。
いつだってそう、夢の中ですらなんか上手くいかない。
他人の期待に応えるためなら結果を出せるのに、
自分のためならてんでダメ。
自分でやろうとしたことは何にも上手くいかない。
いつも他人の物語の登場人物みたいなつまんない人生。

「つまらなくていいんだ、大変なんだから。」
は?勝手に私の人生決めないくれませんか?
え?ていうか誰?

この声の主は、私の胸の中をめいいっぱい占領している御先祖様みたいな方だった。
この方は私の先祖であり、前世でもある人だった。
前時代において、ものすごく苦労したので、私が同じような苦労をしないように守ってくださっていたそうだ。

あまり動くな、遠くはいくな、危ないぞ、疲れるぞ、大変なことになるぞ。
そんなことをしたら大変だぞ。
やらなくていいんだ、大変なんだから。
その爺さんは、まるで漬物石みたいにドッシリと私の心に居座っておられました。

その方と話しをして、私ももう大人だから大丈夫だし、死ぬまでにやってみたいことや目的があるという話をすると、「そうか」といって、「光に戻るから送って欲しい」と頼まれたので、光の道をイメージして見送りました。
その方が外れるなら自分達もと古代のような格好をした女性たちも光の中に戻っていかれました。

すると、自己認識に不思議な変化が起こりました。
「私って本当に変なやつだなぁ。
かっこ悪くて、気持ち悪くて、個性的で、こんな奴他にいないよ。」

そう思えてきて、急に自分が好きになりました。
好きになったというより、悪くないなって感じ。
こんなカッコつかない自分でオッケーだなと急に自己受容ができた感じです。
多分これが、フツーなんでしょう。
今までが異常でした。

いままでの自分は紛れもなく変人なのに、普通を装おうと必死でした笑

普通の人間に憧れる妖怪みたいなもん。
ずっと普通の人間になりたかった。
お洒落で一般受けする普通の素敵な人に。
でもさ、妖怪って悪くないな、と気づいたんです。
どう転んでも妖怪なんだから、妖怪として無理のない人生を生き、同じ悩みを持つ妖怪仲間のためにもこのまんまの良さを活かしてやってみようと思った。

これは、カルマを超える話です。

どうしても外せないこだわりが解けるとき、カルマも一緒に解消されます。
私のカルマは頑固でした。
まだまだ、あるかもしれません。
それらは、ショックや繰り返す問題とともに浮上してきて、「ほらほらカルマだよ〜」っと現れるでしょう笑
私はそれらを乗り越えます。
頑固さは、惨めで損ばかりする辛いカルマです。
物事が起きた時は内側を見る時です。
今はそういうタイミングです。

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