記憶巡りの道


ボビーギレスピーの自伝を読んだ。
まだ40ページ。
ここまでの数十行のなかに記されている言葉は全て歌になるほど、リアルな言葉。この背景にある労働者階級、ワーキングクラスヒーロー。
偉大なるロックスターになるにはこのネームがなければいけなかったのか。
外国の歌は歌詞よりも音で聴く(邦楽も基本音で聴く)から、このキャッチーなネーミングにカッケーなって思ってた青年時代。
気が弱く貧相な言葉でしか話せない34歳。
ボビーの言葉を読みながら、幼年期の情景や感度がふつふつと湧き出してた。それこそ違法薬物のせいで俺は脳の記憶部位を消失していたはずだったがまだ残っているものもあったと。
誰に読ませなくとも構わなく、今現状悩んでいる先の人生のヒントになれればと自分本位で過去を遡ってみたくなった。
今日も眠剤に酒を混ぜて、ゆっくりだらだら、今日書いたことも大して覚えていないだろうが、誤字脱字も気にせず、時系列も覚えてない。
この活動で思い出せることもあるかもしれん。すたすたと歩き進めてみようか、と、感じた9月16日。
ただただ自分のためだけのこと。
ただただ自分のためだけのこと。

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