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「人に迷惑をかけるな!」は、日本が生み出したあなたを縛る悪の言葉

インドでは、親が子にこんな事を言うんだって

"あなたは人に迷惑をかけて生きるのだから、あなたも人の迷惑は受け入れてあげなさい。"

人は迷惑をかけてかけられてお互いが助け合って生きて行くのだ。みんなお互い様なんだ。という根本的な大切な意味を忘れてしまっていた事を思い出させてくれた言葉。

海外に出ると日本を客観視する事が出来る。

そして日本の良いところも悪いところも見えてくる。

私は海外に出て約4年になる。

そのあいだ日本へも何度か帰り、数カ月過ごし、また別の国に行く。という事を繰り返している。

ニュージランド🇳🇿から始まり、オーストラリア🇦🇺、タイ 🇹🇭、インドネシア🇮🇩、香港🇭🇰 、中国🇨🇳、 ベトナム🇻🇳、 ドイツ🇩🇪、 マレーシア🇲🇾

それ以前にもアメリカ🇺🇸(ニューヨーク、ロサンゼルス、アリゾナ)、スペイン🇪🇸 など。

国でいうと4年で11カ国程だが、同じ国でも別の都市へ行ったり、気に入れば同じところに行ったりするので海外へ行った回数は数えきれない。そして旅行を楽しむというよりは住む。

高い旅費使っていくんだからビザのギリギリまでいてやろう。もととってやろうみたいな?w
そんな感じで、ほぼ3ヶ月単位で、できるだけローカルに近い形でその国に住む。

なぜこんな生活スタイルになったのか。経緯など海外について詳しくはまた別の記事で書くことにしよう。
ただ言える事はオカネは無い。さすがの親もこの年になって仕送りなんぞしてくれない。とだけは言っておこう。
そして、よく周りから言われる。
「そんなお金どこから出るの?」
私なんかお金無いから海外いけない

そんな事を言う奴は。
こんな顔で見つめてやる。🗿💬

お金があるから海外に行くのではない。そんな時代錯誤はやめてくれぃ。その逆だ、お金が無いから海外に行くのだよ。

そんな生活をしてるもんだから、別の国から見た日本というのがまざまざと見えてくる。そしてどれだけ自分がちっぽけで、くだらないバイヤスに縛られていたのか。ということにもきづく。

何かの記事でまさに以前の私にピッタリな言葉があったので使わせてもらおう。

"日本的思考病"

いや。これまさに私がかかってたやつやん!

毒親の洗脳は前回書いてきたけども一概にそれだけでは以前の私は形成されていないだろう。

小さな組織の小さな枠組みで「常識」というものに縛られていた。

迷惑かけるな!という言葉でどれだけ窮屈に生きてきただろう。

これは私だけではないはづ。

1つ不思議な出来事があった。

私の地元の 四国の小さな田舎町。

久しぶりにダンス仲間に連絡をした。

彼は地元でダンスの先生をしている。

久しぶりだったこともあり、話が盛り上がった。

彼がダンスを教えを地元で始める時のことを語ってくれたのだが、地元にはダンススタジオが唯一1つだけあり、ダンスといえばそこのダンススタジオ!という感じなのだ。

彼が教えを始める時、そのダンススタジオに迷惑をかけないように気を使わなければならなかったという。ジャンルを変え、スタジオは持たず集会所や体育館などでダンスを教えている。

迷惑ってなんや? とふと疑問に思ったのを覚えている。
新しい先生が来て新しいジャンルで踊れるなら誰も迷惑かからんだろう。むしろプラスではないのか。同じジャンルでもいいし、なぜそんなことわざわざ気にせにゃいかんのだ。

申し訳ないけども、ほんっとにどうでもいいそんなこと。

小さな社会にいるとそんなことまで気にして生きなきゃいけないのか。なんてご苦労な。。

日本的思考病も度を超えている。

迷惑かけるな!という呪いの言葉の制限のせいで迷惑になるくらいなら何も挑戦しない。したくない。という人が多いように思う。

しかも、その思考を人にまで押し付けるのが厄介だ。

「人に迷惑かかるからやめなさい!」

この言葉の呪いから一人一人が解放されなければ、社会は良くならないだろう。

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