このnoteについて

「人生案内」というコーナーが読売新聞にあります。人生のお悩みを読者が投稿して、それに人生経験豊富だったり機知に富んだ人が答えるというコーナーです。英語だと Advice column となるでしょうか。

1709 年の Female Tattler から 岡田斗司夫ゼミのサイコパス人生相談 なんかに至るまで、古今東西そういうコンテンツはニーズがあるものです。でも、日々の悩みを投稿して毎回答えてもらうわけにはいきません。友人に相談するのは一つの手ですが、相談するにも考えをまとめて、問いを明確にしないとただの雑談になってしまうのはミーティングと同じです。アンネが「人間より辛抱強い(geduldiger dan mensen)」キティに話しかけたように、日記というのは自分の良き相談相手であり、相談をまとめるための対話相手にもなるでしょう。

この note では、本文を1000字としておきます。新聞のコラムにも字数制限があります。端的に答えられる程度の問題に分解するために、字数制限というのは大事です。そこまで厳密に運用するつもりはありませんし、あとで書き換えたり追記したりもしますが…。1000字ギリギリを目指しもしませんし、短く答えられれば答えられるほど良いと思っています。一方で、自分があとで読み返したり他の人が読んだときに意味が分かる程度には補足が必要です。狗子仏性の公案に対して、「無」と一言答えたことを記録しても、何も分からないのです。なぜ「無」なのかを説明します。でも、「狗子仏性の公案」が何かを毎回説明はしません。リンクくらいは張りますが、基本「私の私による私のための」(この文脈での「私の」は問答の"問い"が私に由来することを指しています)note ですので、10年後の私が分かる程度にしか説明はしません。

公開するからには、みなさんのお役に立てると幸いですし、考えが浅かったり甘かったり問題を孕んでいたりしていたらコメントは歓迎です。よろしくおねがいします。(838字)

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