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初代ファイアーエムブレムが出て30年以上 リセット“したくなる”ゲーム
最近、配信で「ファイアーエムブレム 紋章の謎」(SwitchOnline配信版)をプレイしているのですが、なんと昨日4月20日という日はファミコン版ファイアーエムブレム、つまり一番最初のファイアーエムブレムの発売日だったそうです。
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「ファイアーエムブレム」というゲームで何と言っても衝撃的なのは、「1度死んだキャラクターは戻ってこない」というある意味“当たり前”の設定。
「スーパーロボット大戦」のように、そのステージで倒されたキャラクターでも次のステージになればひょっこり戻ってくる、などということは無いのです。
このシステムは緊張感がハンパないですよ。
そもそもこういう戦略シミュレーションというジャンルでは、近現代兵器を操って領土を占領するという「大戦略」のようなものが主流でした。任天堂からも「ファミコンウォーズ」というのが出ましたね。
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この、兵器を使う戦略シミュレーションではユニットは消耗品、倒されても倒されても、資金が続く限りは量産できるのです。
しかし「ファイアーエムブレム」は違いました。
ユニットそれぞれに名前やバックストーリーが用意され、戦うごとに経験値を稼ぎLVを上げる。こんなの「愛着を持つな」という方が無理です。
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そうやって好きになり大事に大事に育てたキャラクターが、ちょっとした戦術ミスによりいとも簡単に「もう会えない」存在になってしまうのです。いや、戦術的にミスがないように思えても、運不運(※実際は回避率など)に左右されていなくなってしまうことも珍しくないのです。
そんな風にキャラクターを喪ってしまうと、ぷるぷる震える指でリセットボタンを押すことになります。そして再開はステージの最初から……。
「クリア寸前だったのに!」
と、どれだけ叫んでも仕方がありません。
仲間を喪ったまま進めるか、やり直すか。それしかないのです。
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この「ファイアーエムブレム」というシリーズ、開発者の意図としては「仲間が倒されてもリセットなどしないでそのまま進める」というプレイの仕方をこそ望んでいたそうです。その方がリアルだし、そのために仲間キャラクターがどんどん出てくるようにしたのだと。
でもですね…そんなこと出来るわけないじゃないですか!大事に育ててきた仲間なんですよ。
まったく、業の深いゲームです。
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そんな「ファイアーエムブレム」が最初に世に出てからもう30年以上。シリーズは今でも続いています。そんな「ファイアーエムブレム」の歴史は公式サイト「ファイアーエムブレムワールド」で知ることができます。
プレイヤーそれぞれに思い出が作られる「ファイアーエムブレム」。
楽しい思い出、苦い思い出。好きなキャラクターや嫌いなキャラクター。そういったことをこれからも多くの人の中に作っていくのでしょう。
今後もずっと続いていってほしいですね。
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