続く「昭和・平成アニメ」のリバイバル ついに「北斗の拳」が令和に
本当に最近は昔のアニメ(特にジャンプアニメ)をリバイバルすることが増えたな、と感じています。「ハンター×ハンター」「シャーマンキング」「セーラームーン」「うる星やつら」「ダイの大冒険」「るろうに剣心」などなど。
一度はアニメ化したものの、当時は原作に追いついてしまう等の理由からアニメオリジナルの話などに走ってしまい微妙な出来になってしまったものをしっかりと“完全版”として作り直してもらえたりする機会があるのは、作品のファンからすればとても嬉しいものではあります。
と同時に、「う~ん……」と思ってしまうこともあります。それはやはりキャスト、声優の問題です。一度アニメ化したものであれば、その配役で作品を捉えているファンからすると、2度目以降のアニメ化の際に配役が変わってイメージが違うものになってしまうことを危惧する声も上がるものです。
つまり2回目以降のアニメ化の場合には、単純に原作通りに進めるだけではなく、旧作のファンをも納得させるくらいのクオリティのものを作らなければならないということで、アニメ制作会社・声優さんその他もろもろかなりハードルが上がった状態で制作に臨むわけです。
と、いうところでその高いハードルへ挑む作品の発表が先日ありました。
そう、「北斗の拳」がこの令和に改めてアニメ化するそうなのです。
なんと「北斗の拳」は今年で40周年を迎えているようですね。「え?そんなに!?」と思うくらいなのですが……。
この新しい「北斗の拳」のアニメでは、新たなスタッフ・キャストで制作されるそうなので、当然声優は変わることになると思います。まぁさすがにここは仕方ない部分もありますね。なんせ前回アニメ化してから時間がかなり経っていますので。
実際問題、ラオウ役であった内海賢二(うつみけんじ)さんや南斗水鳥拳のレイ役の塩沢兼人(しおざわかねと)さんなど、既に故人となっている方もおられます。ケンシロウ役であった神谷明(かみやあきら)さんやシン役の古川登志夫(ふるかわとしお)さんなど現役バリバリの方もおられますが、やはりここは世代交代するときかもしれませんね。
とはいえ、現在(9月18日時点)のところまだ声優は発表されておりません。原作漫画を描いておられた原哲夫さんのコメントによると、声優の皆さんが役作りのために原作を読み込んでいるというお話ですが、それが既にキャストが決まっていてのことなのか、それともこれからのオーディションに向けてのことなのかは分かりません。
放送開始日や放送媒体(TVなのかネットなのか)なども含めて、これから少しずつ情報が解禁されていくことでしょう。
この令和の時代に「北斗の拳」がどのような姿となって私たちの前に現れてくれるか、非常に楽しみなところですね。
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