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8月末に行われた大規模なネッシー探索

「この地球上には未確認生物がまだいるかもしれない」。そんな夢とロマンが詰まった想いを後押しするきっかけとなったもの。それはなんといっても、20世紀最大のミステリーとして今でも世界中の人々の関心を引き付けてやまない、イギリスネス湖の「ネッシー」だと思います。

1934年に世に出た“いかにも”なネッシー写真が作られた偽物と判明してからもネス湖を訪れる人は後を絶たず、未だに真偽不明の目撃情報が出てきたりしているのです。

そんな「ネス湖のネッシー」について、過去最大規模といえるほどの探索事業が8月26日~27日に行われたとして話題になっています。


今回のこのプロジェクトは「ザ・クエスト」と名付けられ、世界各国から数百人がボランティアとして参加したそうです。

今回の探索には、熱探査のドローンや音を探知するためのハイドロフォンなどの最先端機材が導入されるなど、単なる有志たちによるイベントという枠を超えて行われたとされています。

ただ結論から言ってしまうと、今回の大捜索でも特に何かが発見されたということは無かったそうです。

まぁ……そうですよね。

何か発見されていれば、それ関係のニュースで今頃世界中が持ち切りになっているはずですし。


ですが、この探索事業に参加した人たちはこの「何も発見できなかった」ということに対して、特に落ち込んだりはしていないようです。“発見”は無かったものの大いに楽しむことができたし、ネッシーの存在をこれからも信じ続けていくのだとか。

「ネッシーなんていない」として、最初から何もしない人もいます。また、未確認生物を探す人たちを「無駄なことをしている」としてバカにする人もいます。

しかし周りから何と言われようと、自分の信じていることに対して行動を起こせる今回のネッシー探索に参加した人たちには少し羨ましさも感じますね。それだけ熱意を持って取り組めることがあるというわけですから。


ドローンなどの機材が発達し、人類が今まで行けなかったような場所にも人の目が入り込めるようになった今、昔ほど未確認生物に対して想いを馳せるようなことはないかもしれません。

それでも「どこかにまだ見ぬ場所があるのではないか」「まだ知らない生物がいるのではないか」というロマンを持ち続けて行動をしている人たちがいます。

直接的な何かでなくても、そういった行動が新しい“発見”につながるかもしれないと思うと、これからも続いていってほしいと思いますね。



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