見出し画像

「日本ゲーム大賞2023」発表! ちょっと今期は小粒だったかも……?

「東京ゲームショウ 2023」が開幕し、「日本ゲーム大賞2023」も発表されましたね。今回の対象になったゲームは、2022年の4月から2023年の3月末までに発売されたゲームということで、正直あまりパッとしない年だったかな、という印象があります。

そんな中、見事大賞に選ばれたのは……「モンハンライズ サンブレイク」。うん、まぁ……これくらいしか無いよなぁ、という感じですね。世界的に見ると「ホグワーツ・レガシー」が獲ってもおかしくなかったのですが、PS5持ってないと遊べないようなゲームですしね。日本では「あと少し」というところだったのかもしれません。

「バイオ RE:4」も発売前人気だけは高かったんですけどね。言っても結局はリメイク作品だし、発売が3月末ギリギリだったということで大賞を獲るほどでは無かったのでしょうね。


ちょっと意外だったのは、スクエニから出たミステリーアドベンチャー「パラノマサイト」が優秀賞に入ったこと。

僕個人としては、以前からノベルゲームをよくプレイする関係からこのゲームも気になってはいたのですが、そこまで広く受け入れられるものではないと思っていました。

ホラーもののテキストアドベンチャーですし、こういうのを好むのはわりと一握り。ジャンルとしてもニッチなところを攻めているので、一部の人たちの中で評価されているくらいだろうなぁ、と思っていたのです。

悪いゲームではないと思ってはいますよ。Youtubeとか見ててもけっこうプレイされているみたいですし。

しかし「ゲーム大賞」で優秀賞を獲るほどとは……何度も繰り返しますが、思っていなかったですね。とんだダークホースです。


なんかよく分からなかったといえば、経済産業大臣賞を獲った「ファミリーコンピュータ」

経済産業大臣賞はもともと「ゲームの発展に寄与した人」に贈られるもの。任天堂の開発チームやコーエーテクモのシブサワ・コウさんが過去に受賞されています。

まぁ……「ファミリーコンピュータ」があったから日本のゲーム界はここまで発展したんだ、ということでなら受賞に値するのでしょうが……。「ファミコンを開発した人」じゃなくて「ファミコン」が獲っちゃうんですね。いや、いいんですけども。


ということで、今年の4月前までの1年間に発売されたゲームは、そこまで大きく盛り上がるものではなく「ゲーム大賞」の結果としても以上のようになったのですが、おそらく来年の「日本ゲーム大賞2024」は全然違うものになると思います。

なんといっても今年の4月から来年の3月末までに出るゲームは、ビッグタイトルが軒を連ねています。

「ゼルダ(ティアキン)」「ストリートファイター6」「FF16」「アーマードコア6」……そして、来年に入ってからも「鉄拳8」「ペルソナ3リロード」「FF7リバース」と、「なんでこんなに!?」と思うくらい2023年度はやたらすごいタイトルが集中しているのです。

とはいえ、まぁ大賞を獲るのは「ゼルダ(ティアキン)」のような気がしますけどね。若干「約束された大賞」のようで、若干そこには「つまらなさ」も感じるのですが。それを覆すくらいのことになれば面白いですね。


さて、今回の「日本ゲーム大賞2023」、皆さんはどう感じられたでしょうか。

選考にはユーザー投票の分も含まれます。もし、実際に遊んだ側からの意見を反映してほしいと考えておられるのであれば、ぜひ来年はユーザー投票に参加してみてください。

今回はこのへんで。

それでは、また。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?