SDJを受賞したボードゲーム「ディクシット」にディズニー版が登場
2010年にSDJ(ドイツ年間ゲーム大賞)を受賞したボードゲーム「ディクシット」が「ディズニーエディション」となって今月(9月)発売されます。
「ディクシット」はコミュニケーションゲームと呼ばれるジャンルで、「これ」と言った確実な答えが用意されていないゲームです。
「ディクシット」の基本的な遊び方は以下の通り。
まず、全員にカードを配る。
親になった人は自分のカードの中から一枚選び、そのカードを伏せる。
選んだカードに「タイトル」をつけて発表する。
【例】「希望の光」など親以外の人がそのタイトルに近いと思う自分のカードを伏せて出す。
出されたカード(親のも含めて)を全て集めてシャッフルし、表にして並べる。
「親の出したカード」と思われるものにそれぞれ投票する。
当てた人、自分の出したカードが他人に選ばれた人、などにそれぞれ決められたポイントが入る。
最終的にポイントの高い人が勝ち。
以上です。
ポイントがつくので一応の勝ち負けはあるものの、どちらかというと
「そのカードでそのタイトル!?」
「どう考えたって今のお題でそのカードは無いだろう!」
などというように、いろいろと意見を言い合うことによる過程を楽しむようなゲームです。
同じカードであっても違う人が持てば全く違うタイトルがつきますし、その都度その都度で思いつくタイトルは変わると思いますので、同じメンバー同士であっても何度でも繰り返し遊べるという特徴があります。
通常のゲームであれば、何度かやっているうちにある程度“勝ち筋”のようなものが分かってくるものですが、このコミュニケーションゲームというものは「人の意思」がしっかりとゲームに入ってくるため、先を読むことができません。だからこそ楽しいと言えるものなのです。
今回は「ディズニーエディション」ということなので、より慣れ親しんだ絵柄でゲームを楽しむことができるでしょう。普段はゲームをやらないような人でも、ディズニーファンであればゲームに誘いやすいかもしれません。
来月のハロウィンシーズンに仲間と遊ぶのもいいかもしれませんね。
従来の「ディクシット」シリーズ同様、この「ディズニーエディション」も基本セットなどのカードと混ぜて遊ぶこともできます。
この「ディズニーエディション」で「ディクシット」の面白さを感じることができたなら、ぜひ拡張セットなども買ってみると良いでしょう。
この「ディクシット ディズニーエディション」はホビージャパンから発売されます。Amazonでは9月30日の予定となっていますので(予約は受け付け中)、気になった方は早めにどうぞ。
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