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「夏アニメ」が続々スタート リメイク「るろ剣」はどうなるか

春からのアニメが軒並み終了し、ファンの間ではいろんな“ロス”が起こっているようです。特に今年の春アニメは以前から続編であったり、注目作が多かったためその傾向が強いという話を聞きますね。

“鬼滅の刃ロス”や“水星の魔女ロス”、“推しの子ロス”などは特によく聞く“ロス”です。逆に言えば、アニメを特にリアルタイムで追っておらず、「これからなんかアニメ見ようかな」と思っているような方はまずはこのあたりから見始めてみれば「大体ハズレはない」とも言えるということになりますね。


しかし、終わるものもあれば始まるものもある、ということで「夏アニメ」のスタートがそろそろ始まろうとしています。

ネットでの独占配信なども含めるとその本数は50本以上(!)。普段はそんなに意識していませんが、アニメの本数って相当多いですね。

そしてそんな「夏アニメ」の中でも比較的注目度の高い作品が「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」です。


この「るろうに剣心」は過去にも1度テレビアニメ化されていますが、今回のものはその続編だとかアニメ未消化分を作るというものではなく、もう一度第1話から再構築して現在の技術で作ったという、いわゆる「リメイク作品」となります。

声優も一新、前作アニメからの続投などはなく完全に新規キャストでの配役になっています。

僕などはちょうど前作アニメをリアルタイムで見ていた世代になるので、元宝塚の涼風真世さんが演じられた「中世的な声」の主人公・剣心が思い浮かぶのですが、今回の剣心は男性声優である斉藤壮馬さんが演じられるようです。

まぁ斉藤壮馬さんも男性にしては少し高めの声質の方なので、やっぱり中性的な部分はあるのでしょうね。「男性が演じる剣心」、どんな感じになっているか楽しみです(この時点で僕はまだあえてPVを見ていません。)


第一話の放送日は7月6日(木)の24:55から(実質、金曜日)。放送局は前作アニメと同様のフジテレビとなっています。

昔は夜7時台に放送していたものですが、最近ではこの時間に放送するアニメはほぼ無いですね。血が出るようなアニメは深夜のほうが都合が良いというのはあるのでしょうけど。


今回の「るろうに剣心」はリメイクになるわけですが、ジャンプ作品のアニメではこんな風に「時間が経ってから再度作り直される」ということは珍しくありません。

テレビ朝日版として作られた「遊戯王」は、その後「遊戯王 デュエルモンスターズ」としてカードゲームに特化した作品としてテレビ東京で放送された結果大ヒットになりましたし、「ダイの大冒険」も昔TBS系で放送されたときには途中までで終わってしまいましたが、この令和になってテレビ東京放送でリメイクされたものは、完全版とも言える出来で今の子供たちにも受け入れられこちらもかなりのヒット作となりました。
(「封神演義」のアニメには……触れないほうがいいですね。「絵」は良かったんですけどね、リメイクの方)

そんな風に「リメイクして大ヒット」になった作品もある中、果たして今回の「るろうに剣心」はどのような評価になるでしょうか。

放送期間も2クール(約25話)ということで、最も盛り上がる「京都編」には入れないだろうとも言われています。どのへんまでアニメ化されるんでしょうかね。

放送後の反響にも注目していきたいと思います。


「るろうに剣心」以外にも夏アニメは多いです。それぞれが注目しているアニメはあることでしょう。“ロス”から解放されるアニメはあるか、はたまた新たな“ロス”を生んでしまうことになるのか。

なるべく多くの良い作品に出会いたいものですね。



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