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一生分の功徳も得られる!?浅草のほおずき市

昨日は衝撃的でしたね。今日はもうニュースやSNS関連もその例の銃撃事件の話ばかり。個人的に思うことはいろいろあれど、ここで「〇〇は支持する、支持しない」や「〇〇の報道、対応はおかしい」なんて言っても、また余計なところを突っつくだけなのでやめておきましょう。

ガラっと変えて関係のない話題を届けましょう。


7月9日・10日は「ほおずき市」

毎年夏のこの時期には、浅草の浅草寺では「ほおずき市」が開催されます。
近年は感染症対策のために例にもれずこちらのイベントも中止になることもあったようですが、今年2022年は無事に行われるようです。

露店で売られているのはもちろん、ほおずきの鉢植え。また、風鈴もセットもしくは単体で売られているようですので、風鈴の涼やかな音色を聞きに涼を求めて訪れるのも良いかと思います。


46,000日分の功徳

もともと「功徳日」というのがあったそうで、その日は縁日が設けられていたのだとか。その「功徳日」に参拝すると、普通に参拝した日の100日、1,000日分となる特別な日なのだそうです。

で、この「ほおずき市」の開かれる7月10日はその中でも最大のもので、その日だけで46,000日分の功徳が得られるということでした。年に直すと120年以上になるということなので、この日一回参っておけば一生分の功徳を得られるということで参拝する人が絶えないそうです。

「1日参るだけでそんなになるもんかな…」とも思うのですが、まぁ昔から言われていることなのでわざわざ水を差すこともないでしょう。何かにつけて特別な日を作りたがるのは、今も昔も変わらないということですね。


ほおずきは飾り用に

「ほおずきを食べることによって体の病が治る」という信仰があるとして、この縁日には「ほおずき市」が立つようになり今に至るということですが、実際にはほおずきには毒があり食用には適しません。

毒と言っても死に至るようなものではないので、食べてすぐに危険というわけではないのですが、うっかり食べたりしないようお子さんには注意ですね。

また、食用として育てられているほおずきもあります。病が治るかどうかはともかくせっかくなので食べてみたいという方は、こちらをちゃんと調べたうえで買い求められると良いと思います。


この「ほおずき市」は夜までやっているようです。浅草という場所のため、なかなか訪れるには難しい方もいらっしゃるかと思いますが、これも夏の風物詩の一つ。

気になった方はぜひ行ってみてください。


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