令和の時代、アニメ『うる星やつら』はどうなるか
今年(2022年)、注目しているアニメがあります。
それが『うる星やつら』です。
フジテレビのノイタミナ枠で放送予定だそうです。
今年が寅年ということを受けての復活ということですが、当然プロジェクト自体は1年以上前から動いていたはずで、「やるならここしかない!」という意志が感じられます。
「今のアニメーション技術で動くラムちゃんが見たい!」というどこかの誰かの熱意がきっとプロジェクトを立ち上げたのでしょう(いや、もっと全然違う理由かもしれませんが…)。
なぜ、注目しているか
冒頭で「注目している」と書きましたが、僕としては『うる星やつら』が好きだとか、このアニメーションを見てみたい、とかいう理由で注目しているわけではありません。
当たるか大ゴケするかという意味の、つまりは動向に注目しているわけです。
『うる星やつら』のギャグは今の若者に響くか
僕が一番「どうなのかな~」と思うのが、“アニメをよく見る今の10代20代に『うる星やつら』のギャグは受けるのか”という点です。
『うる星やつら』はドタバタギャグラブコメディです。そしてそのギャグセンスは30年以上前の当時からちょっと独特でした。はっきり言ってしまうと、面白いと感じる人には面白く、ちょっとでも面白いと感じない人には全く面白くない種類のギャグでした。
当時見ていた人の中には、「正直面白くないけど、キャラクターに魅力があるから見ていた」という人もいるのではないでしょうか。
このへんはでも、実際どうなるか分かりませんからね。当時見ていた40代・50代に受けるのか、それとも今の若者にこそ受けるのか…。
放送期間の長さはどうなのか
今回の『うる星やつら』は4クールに渡って放送されるそうです。かなり思い切ったな、と思います。
こういう「昔のものをリバイバルしました」的な作品のときはむしろ1クールか2クールくらいで様子を見るものです。今時のアニメでは4クール(1年)以上に渡って放送するというのはなかなかありません。
原作自体はもうとっくに完結しているものなので、話ができなくてスケジュールがきつくなる、ということはないでしょう(絵コンテが上がらない、というのはあるかもしれませんが…)。
制作スケジュールについても、あらかじめ「〇話から〇話まではどこどこの会社にグロス出し」ということで決めてしまえば、「作る時間が足りなくて放送に間に合わないー」なんてこともほぼ無いと思います。
となるとやっぱり後は視聴者が付いてきてくれるかどうか、になりますね。
時代設定はどうなるのか
『うる星やつら』はもう30年以上前の作品です。
携帯電話やインターネットなど無いような頃の話なんです。これを原作通りにそのまんまやるのか、それとも現代に合わせて文化様式を変えるのか、というのも気になるところですね。
まぁ宇宙人とかが出てくる世界観なので、その気になれば何でもありといえばありなのですが。
ラムちゃんとか、たまに学生服着てたんですよね。そう、今から見るとめっちゃ長く見えるスカートの頃です。
このあたりもどうなりますかね。
期待もありつつ…
「出来上がりを見守ろう。」
結局のところはこれですね。
2次創作系は久しぶりにラムちゃんで賑わうような気がします。同人誌とかコスプレとかですね。もう既に準備に入ってる人もいるのではないでしょうかね。
アニメーションはどうなるか。この令和の時代に果たして『うる星やつら』はどう受け止められるのか。
今はただ待つのみ。
今回はこのへんで。
それでは、また。
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