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月の持つ性質その10 山羊座の月

山羊座は月の位置で言うと、本来の座である蟹座の対極にありますので、「放浪の位置」と言って、月にとってはあまり慣れていない場所にいるような感じでやや居心地の悪い位置になってしまいます。
なので、山羊座の持つ長所としての真面目さは確かにあるのですが、それが融通のなさになったり、ややもすると「頭が硬い」というような感じになることが多く、山羊座の活動宮としての行動力ではなく、短所と言われている猜疑心や陰気さ、利己的な面が出てしまう場合が多く、第一印象で損をする人が多いかもしれません。
「怖い」「とっつきにくい」「きつそう」というイメージに加えて「ヘビー」という印象を持たれてしまうことも少なくないでしょう。実直でお世辞のいえないタイプが多いため、どうしても本音をズバッと言ってしまうので、裏表のない性質を好む人にはいいのですが、その場を丸く納めたいタイプの人にとってはやや「煙たい存在」になることもあります。
勧善懲悪の正義感も持っていますが、その出方がもう、直球しかないため、唐突に防具をつけていない相手の顔面めがけてストライクが一発命中するような衝撃を与えてしまうことがあるし、物事がうまくいきかけていても、その一言でぶち壊しになったり、小さな出来事が大きく膨れ上がってしまう場合もあったりで、とにかく嘘やごまかしが通じませんし、冗談も通じにくいでしょうから、山羊座の月を持つ人にはその人が真剣になっている場面でつまらない冗談を言うと完全に敵意をもたれますから注意が必要でしょう。

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