注目の若手俳優へ成長したのは漫才師だった。

今回、私が紹介するのは、前田旺志郎くん。
失礼しました。
俳優の前田旺志郎さん…です。

当時、レギュラー放送していた『エンタの神様』の全盛期に、準レギュラー出演していたのが、小学生の漫才師として脚光を浴びた『まえだまえだ』。

そう。あの『まえだまえだ』でボケ担当だった弟だ。

昨年、二十歳となった旺志郎さんは、今、若手俳優の一人として、活躍している。

子役を見事なまでに自然体に演出するドキュメンタリー出身の是枝裕和監督が撮った『奇跡』の出演は、これまでにもドラマの出演はあったが、俳優としての地位を確立したきっかけだろう。

それからは、テレビドラマを中心に様々な役を熟して、今は朝ドラ俳優の仲間入りを果たした。


そして、今や日本映画界に欠かせない俳優の一人となっているのだ。

先日、公開した映画『キネマの神様』は、映画監督の巨匠・山田洋次監督の作品だ。

そこで、宮本信子さん、小林稔侍さん、寺島しのぶさんとそうそうたる出演者の中でもコミュ症という難しい役どころを見事な芝居で見せつけた。

今年は、躍進の年となり、朝ドラ『おちょやん』をはじめ、映画『うみべの女の子』、映画『彼女が好きなものは』などの出演をし、また公開を控えている。

深夜ドラマで主演を果たした彼は、単独映画の主演が発表される日も近いだろう。

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