右手のオルタネイトピッキングを極限まで速くするちょっと変わった練習方法(BPM300以上)
あなたは、「もっと、右手のピッキング速度が上がってくれたらいいのになあ、、、」等とお悩みだったりしませんか?
右手のピッキング速度が上がれば、様々なジャンルの曲が弾けるようになりギターで多彩な表現が可能になります。
メタルにハードコアにジャズにJpop、、、、様々なジャンルに幅広く対応できる可能性が出てきますよね。
いろんなジャンルに対応できるようになれば、ギターが非常に楽しくなります。
そして、単純に右手の対応できる速度の限界が向上すれば、それだけで「どんな曲も何とか頑張ればそれなりに弾けそう」な気もしてきますよね。
「右手のピッキング速度は根拠のない強い自信」をギタリストに与えてくれます。
つまり、「こんだけピッキングが速いのだから物理的に弾けない曲なんてそうそうないはずだ!頑張れば弾けるようになるはずだ!」と自分を信じる事が出来て、ギターをやめることなく続けられるし何よりギターが楽しくなるはずです。
例えば、右手のピッキング速度がBPM140の16分音符くらいの速度までしか出ない人は、その時点ではBPM250の16分音符のフルピッキングフレーズが出てくる曲を原曲通りにひききることは不可能です。
もし原曲に忠実に弾こうと思うのなら、最低でもBPM250の16音符の速度に右手のピッキング速度が追い付かねばどうしようもありません。
どうしても弾きたいとなれば、苦肉の策としてレガートやスウィープに逃げることになりますが、、、やはりフルピッキングとレガート等では音の質感がまるで違います。
それに、「フルピッキングで弾けないから代替案をとった」なんて話になるとシンプルに「悔しい!」ですよね?何というか、「曲に負けた」みたいな感じすらしてきます。
しかし、あなたの右手のピッキングの限界速度が「BPM400の16分音符」であったならどうでしょうか?
右手のピッキングの限界速度が「BPM400の16分音符」もあれば、BPM250の16分音符等物理的には造作もないはずです。
BPM400程度(厳密には450付近)とは具体的に以下のような速度になります。
ディストーションをかければごかしが聞くとの話もあるため、音量と音質に難はあれどもあえてわたしのギターの生音での音源を掲載させていただきました。
これくらいの速度が上限なら、ピッキング速度で悩むことは格段に減るはずです。
もちろん、フレーズによって弾く難易度は変わりますから、「右手のピッキング速度が速い=その速度以下のフレーズはすべて弾ける」ということにはなりません。
※当然左手の柔軟性や大きさもかかわってくる。
とはいえ、右手の限界速度がフレーズの要求する速度よりも速ければ「物理的には可能なはず」と思えますよね?
どんな物事も「きっと自分ならやれる!」と思える気持ちがあるかないかで上達に恐ろしいほどの差が出るもの。自分の可能性を信じられないものに明日は来ません。
高速度のピッキング速度は、ギターをやっていく上で強い自信の根源となります。
右手のピッキング速度が速いと心理的に余裕が生まれ、難曲を前にしても挫折しにくくなるといえるでしょう。
その精神的な余裕が強い支えとなって練習のモチベーションを底上げしてくれたりするので、「右手のピッキング速度が速い事」は快適なギターライフのために非常に需要な要素と言っていいと思います。
それに速弾きに傾倒しているギタリストの方々なら共感してもらえるとおもいますが「フルピッキングでの速弾きにはロマンがある」んですよね。
やっぱ、「高速フルピッキングはなんかかっこいい!」のです。
弦とピックのこすれ合うあの独特の「ギュリギュリ」といった摩擦音、電動ドリルでは出ない人力ならではのトレモロの音の波、、、そして、「弾いている時の圧倒的万能感!」、、、これは実際にある程度フルピッキングで6連符などを弾いたことがある人ならわかる感覚でしょう。
さらに、削れたピックの粉塵がまっていればさらにいい感じ!!、、、、おっと、、、熱くなり過ぎましたね、失敬!
私の本業はフリーの心理カウンセラーでありプロギタリストではないので、「ギターは全くうまくありません」。
しかし、結構長い事「いかに右手のピッキングを速くするか」についてだけは真面目に研究をしてきました。
ひたすら「いかにギネスクラスの速度と他を押しつぶすような圧倒的音圧を出せるか」を追求してきたピッキングスピード狂であり正真正銘のフルピッキングバカです。
美化していえば、ピッキングアスリートやピッキング職人といった感じでしょうか?、、、、まあいずれにしろバカです、大バカ者です。
そんな私が、ギターを始めたのは高校2年生の頃。最初から一般的な基準でいえばそこそこピッキングが速い部類ではありました。
おそらく記憶が正しければ、ギター歴1年くらいでBPM290の16音符程度の速度は出せたはずです。
※詳しくは後述するが、ある程度最初からピッキングが速かったのには、幼少期から知らず知らずのうちに速いピッキングの為に必要な「ある事」を訓練していたおかげである可能性がかなり高い。
その当時は、知り合いにギターをやっている友人がろくにいないのも手伝って、広い世界を知らない私は「まあ、自分より速くピッキングできるやつとかおらんやろww」くらいに思っていました。
完全なる大バカ者です。悪い意味で大バカ者、単なる世間知らずというやつです。
しかし、その数年後、速弾きのギネス記録の存在を知り唖然とします。
その当時のギネス記録保持者の名前は
「ティアゴ・デラヴェガ」
彼の存在を初めて知ったのは、ユーチューブの動画でした。
正直、彼のピッキング技術には脱帽の一言。
上掲の動画では、38毎秒、つまり「BPM600の16分以上の速度」で弾いています。
彼のピッキングはひたすらに速いくせして、「まるで右手に力みが感じられない」ので、「こ、こいつは化け物か!!?」なんて衝撃を受けました。
今では、彼の記録を上回る人たちがたくさん出てきてはいるものの、いまだ精度や実際の右手のピッキング速度の点で彼を本当の意味で上回るギタリストが出てきている感じはしません。
現在の速弾きのギネスはもはや「ネタ大会」の様相を呈しているように思われます。
まあ、断言はあえてしませんが、あきらかに右手のピッキングがおいついていない人が多い気がするんですよねえ、、、。
しかし、ここ日本にもティアゴ氏に非常に近い超人的な資質を持つギタリストが数名おります。
詳しくは私の紅茶特化のブログの記事を参照。
そんなこんなで、ティアゴ氏に衝撃を受けた私は、「くっそ!!世界は広かったか!!なんか負けたくねえ!!」と言う事でせっせと右手のピッキング速度を上げるために練習を開始しました。
とにかくがむしゃらに思いつくがままに、あれやこれやと方法を考えて試しますが、どんなに頑張ってもなかなか思うように速度が上がりません。
もちろん、ネットに落ちている情報もとにかく片っ端から参考にしました。
腱鞘炎寸前まで行ったことも一度や二度ではありませんでしたね。
しかし、どの記事も「右手の脱力が大事です」とか「徐々に速度を上げて、、、」、「ピックの先端を浅く当てて、、、」等とありきたりな事しか書いていません。
ただ、それもそのはずで、そもそも巷にある記事はその著者が例えば「BPM400以上の速度になる方法を提示しよう」なんて意識で書いていないし、筆者もそういった速度でピッキングできるのかすらよく分かりません。
いや、まず間違いなくそんなコアな速度等需要がないので、実際にギネス級の速度でピッキングできる人であっても「BPM 400以上で弾けるようになる練習方法」なんて情報を表に出すことはないでしょう。
そこで、わたしは一旦外に「解決策を求める」のをやめました。
いろいろと悩んで紆余曲折あった後、孫武の名言「敵を知り己を知れば百戦あやうからずや」にのっとり、まずは「自分自身の自己分析をするところ」からやり直すことにしたんです。
自己分析をしている最中、「そもそも自分はなぜ元からそこそこピッキングが速かったのか」について思いを巡らせている時にある事に気が付きました。
その気付きが起爆剤となり自前の練習法の原型を思いついたんです。
そこから徐々に改良を加えて、自分なりにピッキング速度を上げるための練習法を考案するに至りました。
そのかいあって、最低でも上掲のティアゴ氏に引けは取らないくらいの速度までピッキング速度があげられましたね。
単純計算で、ギター歴一年時の2倍以上にはなっている計算です。
そんなこんなで、一体どこに需要があるのかわからん練習法を編み出してしまった私は、最近まで紅茶のブログの方に本記事の内容からしたらまるで役に立たない小ネタ的な劣化版としか言いようのない自身の開発した練習方法の一部を公開していました。
しかしそのような私にとっては陳腐な内容ですら、私がネットを観測する限り同様のことを言っている人はいなかったです。
※ただし、部分的にはごくごく非常に少数ながら近い事に言及している人もいた。
そのため、「ひょっとしてこれって需要あるか?」と思い、およそ好奇心から今回「ガチで自分のこれまでのピッキング速度の向上のための取り組みの成果やガチの練習方法をノート化してみよう」と思いました。
※2023年5月2日現在、有難い事にぼちぼち売れております。
ご購入下さった皆様、ありがとうございます!
※徐々に売れ行きも加速しており、2023年6月6日現在で20部、つまり一か月で5部ほどの売れ行き。そして、7月28日現在で25部となっています。
2024年5月22日には、45部まで来ました。中々、この手の商材では珍しい販売数なのでは?なんて気がしている今日この頃です。
そして、もう一つの本音を言うと、わたしは「もっとギターを辞めずに楽しめる人を増やしたい」という気持ちがあるからこうしたノートを書いているんです。
ギブソン社の調査によると、ギターを始めた人の約9割ほどが一年でギターをやめてしまうといいます。
これは本当にもったいない事だと思うんです。
そもそも、ある調査で「熱意をもって他人に語れるくらいの趣味を持っている人の人生における幸福度は高い」という結果が出ていますので、「せっかくギターを始めたなら、ギターをそうした熱意をもって語れる趣味にしたらもっと幸せになれるんじゃない?」という思いが私にはあります。
ギターという趣味は、他人とバンドやセッションをして集団でも楽しめる一方で一人で黙々と技術の修練に励んで成長を実感しつつ作曲をしてそれを世に広く公開したりできる「個でも集団でも楽しめる趣味」です。
人生の幸福度を最も左右する要素に「良好な人間関係」があるとハーバード成人発達研究が明らかにしていますが、ギターはこうした良好な人間関係を構築するための足掛かりにもなります。
コミュニケーションの苦手な人でも、ギターを通じて他人と仲良くなることだってできるでしょう。
そういう意味では、多少無理やりですが、コミュニケーション能力に自信がなくて恋愛下手な人や婚活中の人がギターを始めてその流れで社会人サークルにはいって異性と趣味を通じて出会ったり、共通の趣味をもつ者同士でつながりあって人生を楽しんでいく、、、なんてことも大いに可能でしょう。
いずれにせよ、ギターには、人生を豊かにする可能性があふれていると、わたしは思うんです!!
そんな素晴らしいギターという楽器を楽しみ続けていくために、わたしは「ギターは練習すれば弾ける。私はやればできるはずだ」と自分の可能性を信じる根拠が必要であって、その根拠に「無茶苦茶速いピッキング速度」が最適だと思っているってわけです。
実際、わたしはピッキング速度が速くなったこともあって、これまで長期間のブランクが何回かあれども「ギターをやめたい」と思ったことはただの一度もありませんし、横柄極まりないですが「練習して自分が弾けない曲なんてこの世には存在しない!」くらいの気持ちでいます。
実際にどうかと言う事はどうでもよくて、「このような「なんでもやればできる!」という気持ちになれる」と言う事が大事なのです。
私は今回公開する方法によって、多くの人にピッキング速度を徹底的に向上させてもらって、「私が弾けない曲なんてないわ。何でも練習すればできるよ」という自信を持ってもらいたいと言う事です。
また、私はブログの方でも公言している通り、単純にギター人口が増えると同じギターを楽しむギタリスト仲間が増えてつながれる可能性が増えるのでうれしいというのもあります。
そのうち、時期が来たら、セッション会でもやりたいなって気持ちでいたりしますのでね。
とりあえず、「人生を楽しく幸福に生きるために有用なギターという楽器を辞めずに続けてほしい」って気持ちからこうした方法を公開しているというのは理解していただきたいところです。
とはいえ、やはり私もそれなりにピッキング速度を上げるための独自の練習法を編み出すためにピックを200種類以上試したり、いろいろと時間や労力をかけてきたのでただで出すのはどうしても惜しいという気持ちがあります。
あと、やはり個人的に「いかれたくらいのピッキング速度は自分の売り」という思いもあるため、この記事で提示する練習方法は、実はあんまり公開したくないという思いもありますよね、、、。
リアルで、「どうやってピッキングスピードってあげたらいいのかな?」と聞かれても、これまで自分なりに真実と思われるものを知っていても、当たり障りない事しか答えず散々はぐらかしてきましたし、、、、。
なので、正直、本記事が売れるのはうれしいようでうれしくないような、、、ちょっと複雑な気持ちでいます(笑)。
※この記事の売り上げで出た収益は、メインであるカウンセラー業の質の向上や今後の全方位的なピッキング技術の向上等によるさらなる知見の発見とそれに基づく発信等への投資に当てたいと思う。当然、当記事の内容を強化する事にも使われる。
ちなみに、本記事は有料化するにあたって無料でブログで公開していた簡易版とは違って練習を効率化するための方法や練習において気をつけるべき事、ピッキング速度の向上にともなって得た中々語られないがピッキングについての非常に重要と思われる視点等についても補足しておる次第。
正直言うと、私は本作を「右手(左手)のピッキングに関しては何もわからないことがないレベルのピッキングの奥義書」にしたいといった気持でいます。
なので、本作で言及する「高速度のピッキング」とは、速いだけで使い物にならない「いわゆるけいれんピッキング」や「エルボーピッキング」の様なものではありません。
もっと、音楽的な意味での汎用性に優れた技術としてのピッキングを想定しています。
なお、今後この記事は売れ行き次第で徐々に値上げしていき最終的には、2000円前後にする予定ですので、今が一番お得です。要するにギター弦のエリクサー一セットくらいの価格。
そんなわけで、今回は私が考案した「ピッキングの限界速度を上げるための具体的な練習方法」や「限界速度が上がっていくにつれてどうピッキングに対する意識や感覚をどう変えていくべきなのか」等について紹介してみようと思います。
おそらく、この記事の内容を参考にすれば、今よりも速く動く右手を手に入れられると思うところ。
実際に、現在モニターの方を募って当ノートの練習方法を試してもらっていますが、モニターの方によると「ダウンピッキングの速度と継続時間が上がってきた実感がある」、「速度を認識し聞き取る力がアップし上達する自信がついた」との事です。
具体的にいうと、その方は以前のダウンピッキングが楽にできる上限がBPM 180でありそこで停滞していたそうですが、本記事の内容を参考に練習をした結果(それもそこまでガッツリという感じではなさそう)BPM200で余裕をもって弾ける様になっているといいます。
どうも、単に速度を上げるとかそういう話ではなく、細かい音符の聞き取り能力やギターのモチベーション向上に役立っている模様。
実は、オルタネイトピッキングの速度を上げることとダウンピッキングの速度を上げることの間にはかなり密接なかかわりがあるので、わたしとしてはこの方はかなりいい調子だと思います。
現時点では、練習方法の効果を立証するサンプル数はあまり多くはありませんが、わたしがネットを見渡した限り同様の事を言っている人はいなかったですし効果を感じてくださる方もいるにはいるのでそれなりに新しい知見を得られる内容ではないかと思います。
あと、単純に「BPM600以上の高BPM帯でピッキングするような人間はどんなことを意識してピッキングしているのか」を知るという意味では多少面白い読み物かもしれません。
一応、本記事は基本的にある程度オルタネイトピッキングの基礎を習得している人向けだと思いますが、最近補足した「まず確認しておくべきピッキングという動作の正体」の項目のおかげでおそらくギター初心者の方にとっても有益な内容となっていると思われます。
※「まず確認しておくべきピッキングという動作の正体」の項では、現状わたしが認知しているオルタネイトピッキングに必要な計11種類の全動作を網羅して、それぞれの鍛え方とその役割について述べている。ギター初心者の方はここだけ読んでもためになるかもしれない。なお、当然ながら、この項では私の運営するブログでのオルタネイトに関する内容よりもさらに突っ込んだ話をしている。
それから、本記事の内容は必要に応じて今後補足していこうかなと思っている次第。
さあ、あなたをBPM300以上の高BPM帯の世界へいざないましょう。
自分の速度の限界を超え新たな地平を見に行こうではありませんか!!
目指せ、右手の電動ドリル化!!!
※本文中に掲載している音源はサウンドクラウド上のファイルになります。そのことに留意したうえで記事の購入をご検討ください。
※右手のピッキングの速度向上は多くの人が実感している通り、非常に大きな個人差があります。その点は何卒お含みおきくださいませ。
追記
①:2022年9月17日:「最短でBPM300の壁を超える方法」の項を追加。
②:2022年9月29日:「ダウンピッキングを高速化させる工夫」の項を補足に追加。
③:2022年12月8日:「弱く速くピッキングする」、「平行アングルで激しく弦移動しながら速く弾く」、「ダイナミクスを細かく調整する」等に役立つピックの持ち方の意識についての記述を補足。
④:2022年12月10日:「まず確認しておくべきピッキングという動作の正体」の章を追加
⑤:ライン公式アカウント登録特典の限定公開記事「最強のピックを音質、弾き心地で形状別にランキング形式でまとめてみた」のURLとパスワードを、「速度を追求するためにはピックは何をつかったらいいんだ?」の項に追記。
⑥:「まず確認しておくべきピッキングという動作の正体」の章に、補足。
⑦:2023:3月20日:「こまごまとした補足」の項に、「親指と人差し指それぞれに課された役割」を追加。
⑧:2023:3月20日:「まず確認しておくべきピッキングという動作の正体」の章に補足。
⑨:2023:6月11日:5章「練習を始める前に~」に指のトレーニング方法を補足。
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