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生きる。

2018年になってすぐ、同じ地で働く方の突然の訃報を知らされました。 私よりほんの少し年上の、いつもにこやかな表情で、世界の様々な場所での色々なお話を聞かせてくださる、熱い志を持たれた真の国際人。 幼いお子さんを残してのあまりにも早すぎる死で、とにかくショックでした。

40代も半ばになり、哀しいことに年々誰かの死が身近になってきています。 かく言う私も昨年はストレスによる体調不良、中でもひどい高血圧は190/150などという恐ろしい値まで行き、いつ脳内出血などで倒れても不思議ではない状態でした。(現在はストレスマネジメントもずいぶんうまくなり、筋トレ&ダイエットで血圧も薬が不要なレベルまできているのでご心配には及びません。) あの時期に、「明日は首に縄を付けてでも病院に連れて行きますから」と本気で心配してくれた同僚のおかげで、今も元気に仕事をすることができています。 ほんの少し幸運が味方したタイミングで生き続けることができた命、やはり大事にしなければならないと思う2018年の幕開けです。

そして今年はまた転職・国替えの年。 パキスタン生活は残すところあと5ヶ月ですが、どうやら次の行き先が、20年近い私の海外転々生活の集大成となり、最後の長期滞在の地になりそうです。 先日の一時帰国中には、その次に向かうセカンドキャリアもずいぶん具体的になり、人生終盤の新しい生活も近づいてきたように感じます。 これからしばらくの目標は、能動的に「自分の人生」を生きること。 あまり気張り過ぎずに、でも自分と周囲の人々の命を大事にすること。 回避できる危険は全て回避すること。 そんな一年を送りたいと思っています。