ライオンズ投手陣に足りないもの

中々終息しないコロナ問題。私はこの休止期間に何をしたか何を考えたかで、シーズンの様相が決まると思っている。そういう意味でこの中止期間はとても重要だ。
 我が西武ライオンズに関して言うと相変わらず投手が余計な四球から失点するケースが見受けられる。最早笑い話で済まされない重症レベルだろう。しかし何とかこれを改善しないことには優勝は遠退いてしまう。ひょっとしたらボールを四球を出してはいけない、ストライクを取りにいかなければ、の思いが強すぎ力みに繋がってるのかもしれない。
 そんな中でかつてライオンズのサンフレッチェの一角、鹿取義隆氏がリリーフの心構えについてどう思っているかの記事を見ていた。これはリリーフだけでなく全ての役割に当てはまるものだ。それは
①抑えようとするよりも相手投手よりも少しでも長くマウンドにいようと考える
②勝負を急がすボールを3つまで使えると考えてじっくり攻める、の2点をあげていた。特に②に関しては成る程、と思う。
 これを踏まえて投手陣(特にコントロールで崩れる)には投球練習の1つのコマにカウントが苦しい場面をリアルに想定した練習をする事を提案したい。
 キャンプの時本田投手が松坂投手がランナーがいる事を想定しての練習をしているのを見て「自分にはない発想、参考になった」と言っていた。そう思うのならば自分もそういう練習をどこかに設けるべきだ。

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