西東京市長選挙

 2月7日、西東京市長選挙がおこなわれた。今回の選挙は保谷市と田無市が合併した西東京市が誕生して20年という節目の年という事で多くの市民の関心を呼び、投票率が前回の32.90%から42.23%とはね上がった。今回は副市長の池沢たかし候補、元逗子市長の平井竜一候補、そして会社員の保谷美智夫候補の3人が立候補した。結果は池沢候補が34299票を獲得し、当選した。私は平井竜一候補に当選したが、惜しくも32785票で一歩及ばずだった。先ずは池沢候補には率直におめでとうございます、と申し上げたい、副市長で培った経験、丸山市政での負の部分の反省を活かし邁進してもらいたい。そして平井候補には他の自治体で市長をやられた方が乗り込む事によって生まれる刺激がここまで盛り上がった事に感謝したい。
最後に一つだけ懸念しているのが、選挙期間中に繰り広げられた平井候補に対してのネガティブキャンペーンの事だ。私の自宅にもビラが何枚も投函された。そこにはよそからの人間や物事を絶対に受け入れない、排除したい、という気持ちがありありと表れたものだった。これを作ったのは池沢候補を応援していた明日の西東京を創る会だったが相手候補を排除するような言動をとる、ということはイコールその候補に投票した人たちを排除する、という事を暗に語っている、という事を考えた上であのようなビラを投函していたのだろうか?それを分からずして明日の西東京を名乗り、市政を運営していたらあっという間に市民がそっぽを向く事態になるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?