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【覇者監修】アンリミ復讐ハンドレス解説

はじめに

 皆さんは復讐ハンドレスヴァンパイアに、セクシーヴァンパイアを引くかどうかのピーキーなデッキというイメージを持っていますか?
実際それは事実ですが、プレイや構築でカバーすることで全体の勝率を大きく高めることが出来ると考えています。
その一つとして、復讐・ハンドレスに固執しないというものがあります。

 この記事では構築、マリガン、対面ごとに意識することの3項目に分けて解説していきたいと思います。

※カード名のリンクはドバスポに飛ぶようになってます。

構築

確定枠

上に貼ってある確定枠33枚+1コスフォロワー(1~3)+打点枠(4~6)を選択して構築するのが望ましいです。

筆者使用リスト

紅き血の女王・ヴァンピィ

ヴァンピィは採用されていない場合も多いですが、このデッキにおいて非常に重要なカードです。
記事後半に記載する『ヴァンピィプラン』において必須となります。加えて、2コストのフォロワーである点、眷属への贈り物を加えられる点、盤面処理と打点を兼ねる点も非常に評価が高いです。

蠢く死霊

魔刃との選択枠。復讐状態であるかどうかに関わらず、打点になる事が魅力です。

魔刃の吸血鬼

死霊との選択枠。復讐状態だと盤面勝負において非常に強力だが、非復讐時でも1/1/2のフォロワーというだけで十分です。

自由を駆ける漢・スカル

復讐・渇望下だと2コスト4点疾走になるので、進化込みで非常に強力な打点札です。突進でのトレードへの参加、スタッツ増加での面押しと非復讐時においても腐らないです。

エンペラーフィスト・ガロム

復讐時での6点バーン(非復讐時でも2点)がフォロワーを展開してくる相手に効果的、4/4守護も取られにくい。スカルやヴァンピィに進化を振って、ガロムを抱えておき次ターンプレイする動きは、ハンドレスと山上に依存しないので覚えておきたい(特に虹やグランスが飛んでくる対面に有効)。4コストで少し切りにくいのがネックか。

紅のワルツ

良くも悪くも2コスト3点。ミラーやロングゲームにおいてEP回復が優秀なため選択枠。2枚以上の採用は極力避けたい。

スカル>ガロム>ワルツの順に優先度をつけています


シェムハザ(採用非推奨)

一見すると、セクシーヴァンパイアへのアクセスとパラセリゼの直接召喚を両立させる最強カードに見えます。しかし、このカードを採用してもデッキとしてはあまり強くなりません。

その理由としては
●リミットが早いデッキ(葬送、超越、ディスカetc)に対して1ターンをほぼ無駄にすることになる。
●ハンドレスは早期リーサルを狙うデッキ(というコンセプトで組んでいる前提)なのにこのカードはロングゲームで優秀なので嚙み合っていない。
●そもそも4コストかかるため、プレイできるタイミングが限定的になり手札で邪魔になりやすい。

以上の理由からシェムハザを復讐ハンドレスに採用するのはお勧めできません。(ロングゲームを見るなら、別でデッキを組むほうがいい)
その他、デモンズアサルトや変幻のフェイカーなども勿論採用しないほうが賢明です。

マリガン

☆共通キープ

 贈り物、棘、蠍、魔刃、ショーダウン

☆セットキープ

 贈り物orヴァンピィ+ルムサ
 1コス(契約以外)+契約
 棘+スカル(場合による)

☆対面キープ

▷エルフ
 ヴァンピィ
▷ロイヤル
 ルムサ
 ヴァンピィ
▷ウィッチ
 ヴァンピィ
▷ドラゴン
 ヴァンピィ
▷ネクロ
 ルムサ(後手)
    ヴァンピィ(後手)
▷ヴァンパイア
 ルムサ
 マロン(後手)
▷ビショップ
 無し
▷ネメシス
 ルムサ

☆3枚キープ

【棘+贈り物+ルムサ】→1パスからハンドレスを狙える
【1c(契約、棘以外)+贈り物+ショーダウン】

対面ごとに意識すること

エルフ

ホズミにOTKされるまでに削りきる他ない。グランスエンジェルが採用されているケースが多いので注意。そのため、ハンドレスを狙いすぎず、ヴァンピィを強く使う『ヴァンピィプラン』を狙うことも多い。

『ヴァンピィプラン』⋯贈り物などを集めて、進化ターンにヴァンピィで一気にライフを削るプランの事
(ヴァンピィに固執しすぎることは注意)

要注意カード

面に大きく干渉される。ある程度割り切る意識も必要

ロイヤル

そもそもロイヤルが弱いのであまり見かけないが、セラなどを使った連携コントロールタイプのデッキが多い。後半になるまで面処理、回復ともにあまり強くないので序盤に自分の動きを押し付けたい。
変なデッキが多いので、ヴァイスのファンファーレ無効やアーサーリララのダメージ無効、タケツミのダメージ軽減がかかっているかなど、相手の効果をしっかり確認すること。

ウィッチ

6ターンがだいたいのリミット。盤面形成をする際にチャクラムウィザードの3点で処理しにくいスタッツを意識したい。虹の輝きも打たれるため、進化ターン前にヴァンピィを置いて顔進化するなど、ハンドレスに頼らずヴァンピィで削る『ヴァンピィプラン』が非常に有効。

要注意カード

ハンドレスを狙いすぎて、虹1枚で崩壊しないように警戒が必要

ドラゴン

庭園ゾーイ、ディスカともにリミットが来るとどうしようもないので、それまでにリーサルを狙う。
グランスエンジェルが採用されている場合が多い+面処理能力が高くないので、盤面から打点を出す意識が特に大事になる。処理札が少ないので、ヴァンピィ先置き→顔進化の動きが通りやすい。

要注意カード

ブーストしながら守護が出てくる。
蠍先置きや手札からの処理札で対処し、盤面の打点を吸われないようにしたい。

ネクロ

葬送、骸ともに手札からの打点が重要になる事が多い。対葬送においてはラカンドウラで毎ターン処理が飛んでくるので、可能なら横に広く展開したい。
かなりギリギリの戦いになる事が多いので、自分のライフをどこまで捨てていいかをしっかり考えてプレイするべき。

要注意カード

盤面を無視しすぎると、インパルスで押し込まれてしまう危険性があるため、常にインパルスで負けないかどうかを意識する。
ただし、余りに相手のライフが削れていないときは割り切ってプレイする事も覚えておく。

ヴァンパイア

ミラーは1枚で大きく盤面を取るカードが少ないので、有利トレードを仕掛けながら盤面展開を狙う。贈り物をプレイして上踏みをしたり、渇望時のスカルを使うなどして盤面を作りたい。
ただトレードに付き合っていればいいというわけでもなく、相手をトレード強要に押し込むプレイを意識することがコツ。(要するに普通のアグロ)

要注意カード
特筆するカードはないが、相手からの打点が何点出るかを考えながらプレイしたい

ビショップ

ベレロフォンに進化を切られた後は、盤面処理と回復を両立してくるため苦しい戦いを強いられる。
体力3、4のラインを複数枚並べて0コストを要求したり、1枚高いスタッツのフォロワーを置いてベレロフォン分の回復を吸ったり、悠久の有無も考慮してプレイしたい。
無理な時は無理なので、変に長く続けるよりさっさとリタイアしたほうがいいことも多いです。(悠久崇拝とか)

要注意カード

場残りすると意外と処理に困る。
プレイするターンはあまり回復を切れないので、序盤に押し付けれると楽。

ネメシス

ギガスを置かれたり、種類達成されるまでに出来るだけライフを削りたい。基本的に突進での処理を狙ってくるので、普通に横に盤面を作りながらプレイする事が有効です。相手のスピネのアーティファクトはこちらからトレードしに行くことで、ヴァーミディアの危険を下げることが出来ます。(本体、葬送先)

要注意カード

エッジのドレインは強力+場残りの危険性あり。
手札のフォロワーを切る順番に注意。(蠍置きやルムサ残しで対処)

ここまで書いておいてなんですが、ハンドレスヴァンパイアはかなりアドリブ色の強いデッキだと思います。リミットまで相手のライフを削りきるために、どこまでリスクのある択を取るべきかを加味してプレイして欲しいです。(ケアするために対面の打点、処理、回復のカードは何があるかを覚えておく)

実戦のスクショを使用した解説を行いたいため、いい感じのやつがあったらDMに送ってきて欲しいです。

おわりに

今回の記事は1晩で仕上げたので、漏れやミスなどがあるかもしれません。随時、追記修正していきます。
質問などがあれば、私のTwitterまでお待ちしています。
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