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10歳にして、発想格差は始まる

「本をよく読む」という小学生(4〜6年)の率は43%(2017年・博報堂生活総合研究所調べ)。「まったく読まない」率は18%だ。20年前より「少しは本を読む」という層が減少、多読者と不読者に2極化している。

この2極化は日本で子供の貧困率が高まった時期と重なる。貧困→家庭の教育力の崩壊→読書量の低下→言語力の低さ→発想格差という悪循環を招いている。

デジタル化が進むほど、メールなどの文章力、プログラミングの論理力、イノベーションの発想力が求められる。AIによって仕事が代替されると、言語による思考力や発想力が低いと、仕事を見つけるのも難しい。

経済的に厳しい家庭の子供たちの言葉の教育を助ける仕組みが求められる。

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