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北村勢吉の私的覚書マガジン

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北村勢吉の備忘録、日々の記録、私的な思いなどを綴った記事をこちらにまとめます。
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#焼酎亭

珈琲寄席開催報告

先日、予告させていただいておりました通り、「珈琲寄席」なるものを開催してまいりました! 今回はその報告と感想を。 珈琲と落語のマリアージュ実際どんなことをやっていたのか? 今回は現代落語と古典落語それぞれを少しアレンジ、珈琲のネタを組み込みながら落語を楽しんでいただき、各お話の後、会場には珈琲の香りが漂ってくるという塩梅。 つまりお客さまは、「落語を楽しむ」>「コーヒーの香りを楽しむ」>「落語にちなんだブレンドコーヒーの話を焙煎家から聞来ながらお茶菓子を楽しむ」>「ようや

落語と私

初めまして、焼酎亭赤兎馬と申します。 はい、こちらは私の高座名。 焼酎亭とは、関西小演劇界の落語付きが集まり落語の一門を立ち上げたことから始まり、現在は東京、山口、長野、北海道とエリアを拡大して存在する役者たちによる落語クラブ。 焼酎亭の名が語るように、高座名は全て、酒に関わる名前を冠する事、というルールがありますが、まぁ、大抵の名前は許される風土が優しい。 まさにダイバーシティ。 居心地のいい現場です。 ここで、毎年年末に開催される一門会というイベントがあり、必ずそち

春の訪れ

2024年春 今年も桜の季節がやってまいりました。 何度かの寒暖の波が過ぎて、桜並木の枝も心なしかピンク色。 そう、もうすぐこの景色が今年も見れますね。 年に何度かの風物詩はあるものの、僕の中ではやはり桜の風景はひとしおの面持ちがあります。 一つの人生で、何度この桜を見ることができるのか?とか考えると、ちょっと切なくなったり。その切なさと共に、この今という時を精一杯生きなければならないと思えるキッカケにもなる。それがこの「春」「桜」の季節です。 「梅は咲いたか桜はまだかいな」