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2023年産りんごと直販5年目とジュース4年目


2023年12月10日
今年のりんごについての振り返りを書いてみます

1月~3月

まあ降った降った雪
剪定枝の片付けが進まない

運びやすいように工夫しています

4月

カリカリ作業道具

剪定枝を燃やし、樹皮を削り木のケアをしながらりんごの花芽がふくらむのを待つ

5月~7月

この芽が膨らんで開花、落花までが「霜」にとても弱い
花芽がふくらみ霜が当たると芽が凍りダメージを受けます
凍った花芽は実になりません
なんとか結実できても、変形、サビ果などダメージが残ります
今年は霜害が青森のみならず、りんごの産地を襲いました
春からがっかりスタート😞
それでも助かった花は咲きました
咲いた花を大事にして秋の収穫までお世話します

直販でお世話になっている食べチョクさんが商品ページにYouTubeのリンクを
貼れるようにしてくださいました
ふふふ、YouTube始めました🙌
開花から摘果終了までご覧ください

7月下旬〜8月末

暑かったーーー39度超え

クーラーないのです( ;  ; )

自分の動画と生産者仲間の動画を作ってました
食いしん坊の記録を残す
旬を食べることの贅沢さが動画を作ったことにより
身に染みました

9月〜11月

気温が下がらないと赤くならないのがりんご
葉を摘み玉回しをして着色を管理していくのが秋の仕事
いままでと同じ仕事、同じお世話ではりんごを日焼けさせてしまう
少しずついままでとは違うタイミング、手をかける品種の順を変えてみる
美味しいと綺麗は密接に繋がっていると思います
なかなか赤くならないりんごに焦り、どんどん上がる糖度に焦り
市場からも色より食味で出荷せよとのお達しに焦り…
見た目美味しくなさそうなのに味がのってしまった、こんな経験したことないです

それでもやっぱり直販のユーザーさんには綺麗で美味しいりんごをお届けしたい

いままではあまり詳しく語ってこなかった「選果、規格」について少し書きます

まずは市場用選果
一番手→傷のない、真っ赤な、文句なしの贈答用
二番手→傷のない、赤いけどどこかに枝や葉っぱの白い形があるもの
三番手→傷のない、二番手よりも着色が劣るもの
ハネ→傷のあるもの
ツル割れ→ハネの中でもツル元が割れたもの
加工→ハネよりもダメージが大きいもの

もいだばかりの木箱には全部の等級が混ざっています
これをひとつずつ手にして等級を決めて等級ごとの木箱に入れていく
これが選果です
ここに直販のダンボールも並べて「ユーザーさんに届けたいりんご」
という規格がもうひとつ増えます

サイトには「家庭用」と書いています
お家でもぎたてを気軽に楽しんでいただくための私基準の規格

木箱からりんごを手に取って「これはユーザーさんへ」とダンボールに
入れています

私規格、私基準なので一番手、二番手、
一番手に擦り傷ついたような美味しそうなりんごが入ります
今年は一番手多く入れちゃいました

もぎたてジュース完成

今年もジョナゴールドと王林、ユーザーさんにお届けしているりんごで
ジュースを作りました
過去最高の糖度と原価٩( 'ω' )و
「芳醇贅沢ジュース」と呼びたいです

加工所がまた変わり、スクリュー栓ガラス瓶です
Canvaでデザインしたラベル、もぎたてりんごジュースのイメージ
贈り物にまとめてご購入してくださるユーザーさん、増えてます
ありがとうございます♪

4年目のりんごジュース、有袋ジョナゴールドはこれが最後になります
来年は袋をかけないサンジョナになります

最後に

気温に振り回されて終わった今年のりんご栽培🍎
地球沸騰化と言われる環境変化のなかで
りんごと共にユーザーさんと共に
来年もゆっくりと歩いて行きたいです

読んでくださりありがとうございました😊

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