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リノベの仕様書(オシャレハシゴVer)

今回も狭小系ロフト付きワンルームのリノベ。

ロフトへ上がるのに、階段収納キットを活用した事例を前回はご紹介してみました。

あの階段キットは、設置するだけで収納も増えるし、利便性がグッと向上するし、良いことばかり…のように見える反面、そこそこの設置面積が必要なのと、何よりコストが大きめです。


コストをもうちょい抑えめにしつつ、見た目にも尖らせて入居者さんの利便性を向上させたい…。そんなところから試してみたのが今回のトップ画のお部屋。


購入直後のビフォー写真が↓こちらです。(一棟の中のいくつかの空部屋:ほぼ同一仕様を適当に貼ってます。)

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お部屋によって程度の差はあれども、どの道それなりに手を入れるつもりだったので、若干の綺麗・汚いは結構どうでもよいのですが、私が一番イヤだったのは、1-2枚目の写真です。

玄関を開け、居室の扉を開いた瞬間に
【目の前を塞ぐハシゴ】。

■間取的に仕方ない形、というか似た狭小系だとよく見かける形ですが、ドアを開けたら真っ直ぐ入りたいじゃないですか。

■いきなり行く手を阻まれるとなると、動線・使い勝手が悪いじゃないですか。

■いざ賃貸で案内するにしても、ドアを開けたら素敵な空間を広げたいじゃないですか。

それなのに、目の前を塞がれる…。


「何とかしたい。」


そんなところから実行したプランニングの結果…

こうなりました。

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玄関から貼ってみますね。

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201-キッチン

201-ロフト

201-上から

尚、やや男性向けVerがこちら。

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105-ロフト

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また、後追いで一部屋空きが出たので、そちらも似た仕様で施工依頼したのですが、ちょっとだけ変わりました。

つるせ

変わった場所は…

ハシゴの支え(下地)です。

前回は補強の板を見える形で入れてあったのですが、今回は壁紙の下地に入れ込むことで、見た目にはよりスッキリ仕上がりました。


どう?映える?


さて、実際の運用ですが、通常のロフト梯子よりも、昇降時にはより注意が必要、最低限の体力も必要なことは言うまでも有りません。


施工してくれたリノベ業者さんや、管理会社の担当者さんも、「高齢の方などは難しいかも、お客様を選ぶかも」という話はしていたのですが、そもそもロフト付狭小な時点でその顧客ターゲットは無理があるので、気にせず実行。

結果、今現在満室稼働中(一部屋自用で倉庫利用)です。

油断できない昇降方法であることが顕著に分かっているせいか、今の所は事故報告もありません(ボルトが緩むと怖いので、お願いだからこれで懸垂とかしないでほしいです)。


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(見積もり含めちょっとボリューム多めです。)


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