日本一になりたい思いが強くなった/20-21ルーキー和田美々里②
この春、積水化学女子陸上競技部に加入した
和田美々里(わだ みみり)選手。
出身校は、大学駅伝ファンには
“鉄紺”でおなじみ、東洋大学です。
これからプロのアスリートとして、
どんな活躍をしていきたいか。
そう彼女に聞くと、「クイーンズ駅伝に出場してチーム優勝に貢献すること」力強く答えてくれました。
◆強くなれると信じて
彼女が、人一倍強い気持ちで
取り組んで来たのが駅伝です。
2017年の関東大学女子駅伝では
1年生で1区を任され、大学記録を更新。
チームの初優勝に貢献しました。
そして学生最後のレースとなった
2020全日本大学女子駅伝では、
主将として、また最上級生として力走を見せました。
昨年のクイーンズ駅伝で
準優勝に輝いた積水化学は
これから優勝を狙うチームです。
プレッシャーはないか聞くと、
嬉しい答えが返ってきました。
「メンバー争いが激しくなるのかなとは思いますが、やっぱり優勝を目指すチームに入れたのがうれしいです。去年の結果を見て、絶対に自分がメンバーの一人として走って、日本一になりたいという思いが強くなったので、モチベーションとしては上がりました」
その気持ちの強さは、チームにとっても
大きな武器となるでしょう。
◆日本トップで勝負できる選手に
これからは個人の競技力向上が、当面のテーマ。
昨年末の骨折をしっかり治して、
駅伝メンバーに選ばれることが第一歩です。
今後は、どんな選手になっていきたいか聞くと、
「今は怪我もあって、満足に走れない状態なので、安定して結果を残せる選手になりたいですね。そして、いつかは日本選手権で勝負できるような選手になりたいです」
と和田選手は答えてくれました。
その原動力のひとつに、不完全燃焼だった
去年の結果があります。
◆我慢の一年を乗り越えて
「去年は大会も少なく、応援してもらっている分の恩返しをしたかったのですが、駅伝ではチームとしてもキャプテンとしても、結果を残せませんでした」
「親や中学・高校・大学の先生や友達に、私が実業団で走っている姿を見せたり、駅伝の結果などで恩返しをしたいと思います」
そう彼女は、経験したことの
ないような苦境に立たされた昨年を振り返ります。
コロナ禍で練習も思うようにできなかった去年。
それは和田選手にとっても我慢の一年でした。
その想いが、必ず結果につながると信じて。
クイーンズ駅伝初優勝、そしてその歓喜の輪の中に
彼女がいる日も、そう遠くはないかもしれません。
文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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