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憧れの舞台に立って

幼少期に見た、憧れの世界。
そのスタートラインに立ってみて、
改めて感じたのは、周囲の人への感謝。
そして、厳しさを再認識して、
次の舞台へ向けた研鑽が始まります。

目指した二つの目標

7月15日~24日まで、アメリカのユージンで行われたオレゴン世界陸上。
卜部蘭選手は1日目、女子1500mに登場。
予選1組に出場しました。

オリンピックの記録(4分07秒90)を超えること、
そして、準決勝進出を目標に臨んだレース。
卜部選手は集団中盤、8番手前後でレースを進めます。

しかし、徐々に全体がペースアップ。
世界レベルのスピードについていくのが難しくなり、
少しずつ後方に下がると、迎えたラスト一周。
最後まで必死に走り抜きましたが、
4分14秒82の14着フィニッシュ。
残念ながら予選敗退となりました。

掲げた二つの目標にも、届きませんでした。

応援・支えてくれた方々のおかげ

試合後に、悔しさを滲ませた卜部選手。
今回が世界陸上初出場でした。
本人は、小さな頃から夢見てきた、
この舞台に立てたのは、
支えてくれた人がいてこそと、感謝を表します。

「陸上を始めた幼い頃から、テレビの画面越しに見てきた世界陸上。その憧れの舞台のスタートラインに立てたのは、会社の皆様をはじめ、応援し支えてきてくださった方々のおかげです。本当にありがとうございます」。

これからも続く、世界への挑戦。
オリンピックや世界陸上で、
1500mのファイナリストになって勝負する。
そのブレない目標に向けて、ここからが再出発です。

「自己ベストを更新して次のラウンドへ進めなかった悔しさを忘れず、世界で勝負ができるよう、またトレーニングを積んで力をつけていきたいと思います」


初出場となった憧れの舞台で、
改めて悔しさを味わった卜部選手。

しかし、大会前にも語っていたように、これからも
”できることをひとつずつやるだけ”。
”毎回の試合で自己ベストを出す”ことが、
今後につながっていきます。

次の憧れに向けて踏み出す一歩が、
より充実したものになるように。
これからも選手たちは、努力を続けていきます。



文:守本和宏/ナノ・アソシエーション
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