それぞれの収穫
5月18日・19日と熊谷で行われた東⽇本実業団陸上。
10000mには積水化学から3選手が出場。
10位山賀瑞穂選手(33分52秒50)
11位佐々木梨七選手(34分05秒09)
18位荒井優奈選手(34分52秒91)
という結果に終わりました。
それぞれの選手が
「もう少し良いタイムを出したかった」と
感じる中、好材料もいくつかありました。
1年前からの成長
山賀選手は序盤で集団に
ついていく走りをキープするも、
5000m付近で辛そうな表情に。
本人も「思ったより途中ちょっと
キツくなっちゃって」と反省します。
それでも、後半になって持ち直すと、
最後まで粘りの走りを見せて10位フィニッシュ。
納得できないまでも
「1年前に比べたら成長はしていると思うので。
これよりも成長できるように頑張ります」と話します。
前よりは粘れた
佐々木選手は、以前から中盤の走りが課題。
このレースも2000m~3000m、
4000mあたりで失速したことに対して、
「いつも我慢できなくなって落ちてしまうのが、
今回も出てしまいました」と振り返ります。
それでも、今まで4000~5000m付近の
落ち込みが大きかったものの、
今回のレースでは6000mあたりまで、
上位集団に食い込む走りを披露。
いつもより、1000m~2000mぐらい長く
我慢できるようになった印象に
「前より粘れたので、10000mは
自己ベストを狙っていきたいと思います」
と前を向きます。
中盤まで持ちこたえたダイナミックな走り
荒井選手は、レース後半が苦しい走りとなり、
「ここでタイムを出してホクレンに
繋げたかったので、通過点をあまりいい形で
通過できなかったのが残念です」と話します。
しかし、いつもよりもダイナミックな走りを、
5000m付近まで展開。集団にくらいついて、
今後につながる可能性を見せてくれました。
「5000mぐらいまでは良い感じで
走れていましたが、もうちょっとゆとりを
もって走っておきたかったです。
これからの合宿で、頑張りたいと思います」と
次へのステップを見据えていました。
長距離選手にとっては、それぞれの目標にあわせた
強化期間となるトラックシーズン。
ここからさらなる成長を目指して、
各選手はまた、自分の可能性を広げるために
また練習を積み重ねていきます。
文・写真:守本和宏/ナノ・アソシエーション
--------------
積水化学女子陸上競技部 セキスイフェアリーズ 公式HP https://www.sekisui.co.jp/company/rikujou/
🔔積水化学女子陸上競技部Twitter
👍積水化学女子陸上競技部Facebook
📗積水化学女子陸上競技部note
ご声援よろしくお願いします!!
--------------