土着への処方箋——ルチャ・リブロの司書席から 17 「評価は嫌だけど対価は得たい」
誰にも言えないけれど、誰かに聞いてほしい。そんな心の刺をこっそり打ち明けてみませんか。
この相談室では、あなたのお悩みにぴったりな本を、奈良県東吉野村で「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」を開く本のプロ、司書・青木海青子さんとキュレーター・青木真兵さんが処方してくれます。さて、今月のお悩みは……?
◉処方箋その1 青木海青子/人文系私設図書館ルチャ・リブロ司書
『送別の餃子—中国・都市と農村肖像画』
井口淳子著 灯光舎
「縁」に委ねてみよう本書は、民族音楽のフィールド