僕の自動車教習所日記⑤

お久しぶりです。色々立て込んでしまいこの日記を書く事が出来ませんでしたがまた再開していこうと思います。

この記事を書くにあたって振り返る為に前の日記に目を通していたのですが今の自分と重ねたらもうこんなに進んでいたのかと思いました。
S字クランクが昔のことのように感じます。
そこからの続きを思い出しながら書いて行こうと思います。

梅雨真っ只中、着々と授業と学科を受けていよいよ仮免許の検定を受ける事になりました。
まぁこっち界隈で言ったらアップトゥユーからサバイバルステージに出るためのバトルライブみたいな事ですよ。
これに合格すればサバイバルステージに出れるんです。

そう考えたら車校にNSCくらいの金額払ってるな。。

自動車学校というのは吉本と同じシステムなのかもしれません。

話は戻りまして、仮免検定を受けるため何人かの生徒の中から3人にグループ分けをさせられました。
一人はカチューシャを付けてオールバックにしてる、まぁ漫画に憧れてというか…あのー、好きなんだろうなというか…んー、、、ごめん、ダサい男の子と将来事務をしていそうなおっとりとした女の子と僕でした。

その3人で運転を交代で回していって後部座席に次の運転する人が座りもう一人は別室で待機という形でした。
一番目がオールバック、二番目が僕、三番目が女の子という順番で試験を始める事に。

早速、オールバックから運転するという事で僕はあらかじめ後部座席に座っておりました。
座席から窓越しに見えるオールバックの男の子の表情は緊張そのもの。
それでもオールバックは誰よりも自信満ち溢れているかのように反り立っていた。
車に乗り手順は丁寧に、エンジンをかけアクセルを踏み試験が始まる。
運転は順調に進み、S字クランクもなんとかクリアする男の子。
L字クランクに入り、左折をしようとしたところで車が当たってはいけない壁に付いている棒に当たってしまう。
L字クランクの横に付いている棒は触れたら一発不合格と説明されていた。
車は急停止をすることに。
車内は沈黙。その静寂を恐る恐る切り開こうと男の子が言う。
男の子「これは、不合格ですか?」
「・・・」
試験官「はい」
残酷な二文字でした。
男の子は去っていきました。
車から去っていく彼は遠くなるに連れて段々小さくなっていきました。だが、遠くからでも逆立っているのはわかり、改めてオールバックの凄さがわかった。ありがとう、オールバック。
目の前で不合格を目の当たりにした状態で出番が僕に回ってきました。
女の子は後部座席に乗り僕女の子の前では恥はかけないと無駄な気持ちを芯として立たせ車に乗り、エンジンをかけ発進しました。

スムーズな運転、S字クランク、L字クランクも難なくクリア。
車を発着点に停めて合格の蓋文字を頂きました。
その後の女の子も見事合格。
僕と女の子は筆記試験に向かいました。
試験の教室に向かうと最初の全体数よりも少なくなっており、結構落ちたんだなと思いまいした。

筆記試験前に勉強時間を設けられ、少ししたら試験の人が入ってきて試験が開始されました。
久しぶりにマークシートをやりました。
なんか慣れないですよねあれ、楽なんだけど答えた気がしないというか。。

試験は終わり10分後に発表されるとの事だったのでみんな合格発表まで教室を出て待つことに。
試験会場は6階で僕は5階のフロントで待っていました。
将棋のアプリをしながら待つ僕。10分過ぎても何もない。
呼び出されるわけでもない。
何かがおかしいと思い、6階に戻ろうとすると同じ試験会場に居た初対面の男の子が僕のところにやってきて
「もう発表終わってみんな帰りましたよ。」
と一言。
どうやら僕だけ違うところで待っていたみたいで。
発表聞かずに帰ったヤバいやつみたいになっていたそうで。

試験官のところに行き、おめでとうと言われる訳もなく、次から気を付けてくださいと言われ、すみませんでした。と

僕は謝罪で仮免を頂く形となった。






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