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歩くこと

地域と向き合うことは歩くこと。そして、人に会い話を聞くこと。その中から自分のモノ、コト、バ、が、だんだん見えてくる。机の上で論じていてもなかなかクリアにはならない。

それは、マーケティングとも違う基礎的な暮らしの呼吸法、リズム、サイズ等の感覚をつかむことである。地域生活に寄り添うとことを心身で感じとり、根幹からイメージする”まち幹”の調整である。

地域に寄り添うモノ、コト、バの創造。生活空間は、日々動いている。寄り添ってみて感じ取れるもの。紋切り型の提案は本来の豊かさを無視したものになりかねない。

地域は見ないとわからない。とりわけ生活習慣や人間関係の調整は繊細さがいる。しかし、見すぎてもわからなくなる。じっくりと見て立てた企画は、堅実であるが変化に乏しくなる。直感は大切である。

地域デザインを進めるには、歩くことでまち幹トレーニングを繰り返し、スピード感を持って提案することである。

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