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【歩いて見よう 】

旧東海道 藤沢宿
歴史ある町のまちづくりの基軸は「歩いて見よう」である。

昔からの幹線道は電線は地中埋設され、変圧器は街並みを伝えるサインとなっている。
生活道も昔を伝える情景が残る。清掃が行き届いた町は、歩く意欲がわく。

気になるのは、無造作に貼ってある政治家のポスター。町のことを考えられるのであれば、気を配ってほしいものである。

統一された空間、混在した空間
街並みは、その地々の暮らし、地形、デザイン、風情を生かし伝えていくことが肝要である。道路も拡幅、道路基準にのっとった整備だけではなく、多様であっていい。

また、防災上の視点を持った整備は必然である。が、こちらも全国一律でなく、地域の風土、歴史を参酌したものでありたい。

表面的な保存、修景ではなく、地域住民の暮らしに寄り添い、行動したくなるようなまちづくり、道路整備であってほしい。

《藤沢》

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