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プレイスタイル変えながら生き抜く。

プロとして活躍してきたスポーツ選手が、体力的、技術的、チーム事情等で契約されず、戦力外となり引退を余儀なくされることは日常茶飯事である。
毎年多くの選手が志し半ばで引退し、新たな道を探す厳しい社会である。

一般社会、組織も個人も同じである。変化の早い時代。いつ何時、想定外がやってくるかわからない。
粘り強くあきらめず、自分スタイルを創り上げることが難しい時代である。

しかし、真剣勝負だからこそ簡単に諦め切れるものでもない。プロスポーツではアマチュア活動として続けていくことや、プロ野球の独立リーグのようにプロとしての形をかえながら続け、”その時”に備える仕組みもある。

一般社会でも、長年培ってきたスキル、経験を継続的に活かすことができれば理想的であるが、退職、契約解除となると続けたくてもあきらめざる得なくなる。環境は変化し、受け皿は少ない。

プロスポーツ選手が若くして迎える現実を、一般社会では少し遅く直面することなのかもしれない。厳しさは同じである。

社会変化の中で、中高年者、女性の活躍を政治や政策では打ち出し、有効求人倍率は上がっているように伝わるが実態は厳しい状況にある。スキル、経験を活かせる場は少ない。活躍の場を求めて”頑張れるプレイヤー”が彷徨っている。

そして、企業、組織に所属していても安心できる時代ではない。想定外はやってくる。一人ひとりが自己分析を行い、社会、コミュニティにも関心を持ちながら変化に対応できるよう日々を送ることが肝要である。
プレイスタイルを変えながらも”自分”を活かせる人材は新たなステージで生き抜ける。

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