日本がばらばら
緊急事態宣言の発出後、全国の県市町村、地域が独自の対策、補償制度を出し始めた。
政府の対策がわかりづらく、対象は限られ、スピード感のない印象だったからと思われる。
平時において、特徴を活かした独自性は地域づくりにつながるが、現在のような有事において、補償の独自性は混乱の元になる可能性もある。リーダーシップのアピールに使われても困る。
自粛、自助ばかりを促し、公助の見えにくいあり方に閉塞感が漂い、あきらめはじめ、孤立無援、ギブアップの波になりつつある。
コロナ禍の広がりは、自粛、自助だけでは限界がすぐ来る。公助があてにならなければ、共助が重要になってくる。
声かけ、協力、応援、支援、小さな事が大切である。
大感染の後、大不況、大恐慌へと向かうことだけは止めなければならない。当然ながら暴動、紛争もあってはならない。
多様化している社会の中で、心が離れていくと戦後の復興時より再生が困難になる。
出された策への是非はあれど、住んでいる地域で、不公平があってはいけない。日本がばらばらになってしまう。
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