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感覚2メートルの捉え方

新型コロナウイルス対策で飛沫感染防止のための間隔2メートル。
屋内と屋外では距離感の捉え方が違うが、下手をすると、全ての劇場、コンサートホール、屋外競技場で何もできなくなってしまう。

カープの入場券売り場前には飛沫感染対策として購入者同士の間隔を2メートルにするため、直径1.8メートルの円形カーペットを並べて中央で待つように指示をだした。

チケット売り場前で見たことのない光景である。
屋内であれば体育館で並んでラジオ体操を行うようなものかもしれない。

オリンピックが開催される新国立競技場だとどうだろうか。

客席幅480mm 通路幅815mm 勾配34度

最新鋭のスタジアムにしては、広くて快適とは言い難い。
周囲2メートルだと、10名くらいのエリアにあたる。

中止か無観客での開催判断が続くなか、このまま終息宣言が出されない場合、オリンピックはどうなるのだろうか。
延期、中止、無観客、別な都市での開催、、、

自粛風潮と2メートルの距離感は、社会を止め始めた。科学的な判断、場の捉え方ができないものだろうか。

追加添付
2020.3.8 毎日新聞朝刊の記事

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