指定管理者制度から見えてくるもの
某施設の職員さんからメッセージが届く。
「やっと、行政の目を気にせず、活動できるようになり嬉しいです😆地域作り頑張りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます🥺」
そもそも民間企業なのだから、独自性を持って活動することが、より良い住民サービスにつながるのだが、そうはいかないプレッシャーがあるようである。
耳に入るのが、上下関係のような対応、態度や、過剰な行政的振る舞いの要求。独自の活動に対するクレーム。
この相談の方も、4-5年悩まれていたのだがようやく吹っ切れたようである。
民間の能力を抑え込み、管理のための管理をしていては、事業の縮小均衡が進むだけである。
もちろん、うまくいっている所もたくさんある。良い関係、パートナーシップの構築から、より良い住民サービスが生まれる。
指定管理を受けた側も行政側ばかり見て運営していると、本末転倒してしまう。
求められているのは、民間の知恵、行動力から生まれる住民サービスの向上にある。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?